vol.48 岩隈研司さんの無花果でつくった、山口真理さんのいちじくとくるみのアップサイドダウンケーキ

教えてください

山口真理さん(福岡県福岡市東区)
山口真理さん
スイーツプランナー 埼玉出身。 福岡などでカフェのスイーツプロディュース・指導、レシピ開発・提案や企業へのレシピ提供、商品開発・監修、パッケージデザイン監修、外部講師、コラム筆頭など活躍中。お菓子教室Bonappe’tit!!主宰。 厚生労働省「九州ちくご元気計画」講師 フェリシモカタログ「シリコンお菓子型の会」のレシピ提供・監修 フェリシモ出版「毎日のごはんを楽しく作る雑貨のカタログ」にてsweetsBookを担当

お教えします!

岩隈研司さん(福岡県粕屋郡)
岩隈研司さん
1981年生まれ。福岡県粕屋郡新宮町出身。農家の三男坊として生まれ大学卒業後にサラリーマンを3年間経験。その後ニューヨークに移住後に日本へ戻り農家を継ぐ。産物を直接消費者にお届けしたいという願いと今後の農業に活気づけていきたいという願いから、若手農家で作る「かすやグンジーズ」のメンバーに。生まれ育った粕屋郡の産物をこれからも皆様に愛されるように活動している。産物はいちじく・すもも・みかん。みかんジャムやすもも羊羹、すももアイスキャンディ、ドライいちじくなどの商品も生産している。
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「いちじく」のこと教えてください!

  • From:料理家
     山口真理
  • To:生産者
    いわくま果樹園 岩隈研司さま

こんにちは。
いちじくの美味しい季節になりました。

夏の時にはまだ青いいちじくでしたが
今はきっと色鮮やかに育ったことでしょう。
いちじくはお菓子に使うと見栄えもよく、味の個性を表現できる優れもの。
あんな立派ないちじくを育てるには
大変な努力やご苦労もされていることかと思います。
また、いちじくのよさについてお聞かせいただきたいです。

スイーツプランナー 山口真理

「いちじく」のこと、お教えします。

  • From:生産者
    いわくま果樹園 岩隈研司
  • To:料理家
     山口真理さま

山口さん、こんにちは。
先日はいわくま果樹園にお越しいただきありがとうございました。あの頃とうって変わって現在は収穫の真っ最中です。
いちじくは接ぎ木や挿し木で苗を育てていきます。収穫後は、葉っぱがすべて落ち休眠にはいりますが、その間剪定を行い、4月ごろ暖かくなると芽が出てきます。樹のいろんな部分から芽がでてくるので、伸ばす芽を決めて、それ以外は芽を摘みます。芽が出始める時期は虫に食べられるので、回って補殺します。これを怠ると、芽の成長を妨げますいつも見回ることは決して楽ではありません。7月上旬になると、実も小ぶりになっていき、8~11月ぐらいまで収穫します。
これらの作業は全て手作業で行います。広大な土地での作業は大変ですがひとつひとつの作業をすることにより、だんだんといちじくが育っていき、かわいさが増してきます。

また、私の無花果畑では主に「桝井ド-フィン」という品種と福岡県産の「とよみつひめ」を育てています。
「桝井ドーフィン」は7月下旬から収穫でき、大きいもので140gにもなります。味も甘さと酸味がちょうどよい品種です。「とよみつひめ」は8月中旬から収穫。形は小ぶり、糖度は16~17度なので、蜜をいれたような甘さになります。しかし、完熟でないと美味しくなりませんので、糖度が高い分、痛みも早いです。
「桝井ドーフィン」は大きくて歯ごたえもしっかりありますが、「とよみつひめ」は小ぶりで甘みもあり、お菓子にはこちらの大きさの方が向いているかもしれませんね。

ここ数日、朝夕夜分は冷えてきました。お身体にもお気をつけください。次回は畑でお待ちしております。

無花果農家より愛を込めて
岩隈 研司

「いちじくとくるみのアップサイドダウンケーキ」ができました!

  • From:料理家
     山口真理
  • To:生産者
    いわくま果樹園 岩隈研司さま

丁寧なお返事をありがとうございました。
私の仕事にフルーツは欠かせない存在です。
直接生産者さんと交流ができることは、食という大きなくくりを見つめてお仕事が出来るのでとても感謝をしています。

中でもいちじくは、普段ではあまり触れることがないため、このように直接農園を拝見して、その果物をお菓子にできることの喜びがあります。
今回はこの喜びを表現したお菓子を作ってみました。

「いちじくとくるみのアップサイドダウンケーキ」
不思議な作り方をするのですが、とっても簡単です!
サワークリームでさっぱりさせ、焼き上がり時に、底と上面をひっくり返して出来上がりです。

いわくま農園さんのように、明るく未来に進む希望の光を見つめるように、わくわくしながら食べていただきたいです。
生のいちじくも添えてぜひお試しくださいね。

食材の詳しい情報はこちら

いわくま果樹園
公式サイト
http://iwakumakajuen.jugem.jp/
  • ※この記事は、2013年09月の取材に基づいて構成したものです。

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