vol.34 会津天宝さんのお味噌でつくった、わかさんの 「お味噌のクレームブリュレ」

会津天宝さんのお味噌でつくった、わかさんの 「お味噌のクレームブリュレ」

教えてください

わか (江川和花)さん(宮城県仙台市)
わか (江川和花)さん
2005年10月ブログ「ひだまりキッチン」設立。2006年BS-i ブロガル第1回料理ブログコンテスト優勝。2007年レタスクラブMOOK「料理は簡単でなくちゃね~わかのひだまりキッチン」著書発売。2008年よりTV、新聞、雑誌、携帯サイト等にてお料理レギュラーを持つ。2010年6月コンビニお弁当シリーズ発売、期間中・全部門売上1位。2010年より秋保温泉・佐勘にてコラボランチ監修。レシピ監修やトークショー他、料理・菓子・デコ弁教室等も行っている。

お教えします!

曽根 勉さん(福島県会津若松市)
曽根 勉さん
四季折々の美しい豊かな自然に恵まれ、伝統の食文化を伝える城下町会津で、明治4年味噌・醤油製造業から始まり、現在では味噌・醤油に加え、調理味噌・味噌漬・たまり漬、更に、一夜漬と製造品目を拡大し、伝統を守りながら現代の食生活にマッチした新商品の開発に取り組んで来ました。 味噌・醤油は高級こだわり商品を中心に、安定した評価を頂いています。一夜漬は、農業生産者と密着した産地型工場として、契約栽培を主体に安全・安心・健康をテーマにし、又、調理味噌・味噌漬・たまり漬の部門は、HACCP 対応工場にて、衛生管理の行き届いた環境で製造しています。
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「こしひかり味噌」のこと教えてください!

  • From:料理家
     わか (江川和花)
  • To:生産者
    会津天宝 曽根 勉さま

こんにちは。先日は「こしひかり味噌」を送っていただき、ほんとうにありがとうございました。
会津で生まれてからずっと、家には必ず会津天宝さんのお味噌がありました。
仙台に来てからも、おふくろの味である会津天宝さんのお味噌を欠かしたことはありません。仙台のスーパーでも会津天宝さんのお味噌が販売されていて、とても嬉しかったです。

私はいつも「大豆もお米も有機100%みそ」を使っておりましたが、今回使わせて頂いた「こしひかり味噌」は初めてでした。会津ならではのお味噌ということで、お米や大豆、そしてお塩にもこだわられていると伺いました。更に大臣賞をとられているとか!是非、お味噌作りのことやこだわり、ご苦労を教えて頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。

「こしひかり味噌」のこと、お教えします。

  • From:生産者
    会津天宝 曽根 勉
  • To:料理家
     わか (江川和花)さま

わかさん、こんにちは。お送りした味噌を喜んで頂けて良かったです。
ご存知の通り、会津の冬は厳しく長く、山間部では2~3メートルの積雪です。この長く厳しい冬が、会津に美しい自然と豊かな恵みをもたらしてくれます。喜んでいただいた「こしひかり味噌」は、この気候風土と城下町の食文化の伝統が生み出してくれた味なのです。

日本一の味噌を作ろう!とスタッフとともに長い期間、試行錯誤してきました。そして、使う原料はなるべく会津のものを使用してこだわろうと決めました。お味噌作りにかかせないお米は、穀物検定協会で食味ランキング特A評価7年連続の実績を持つ、会津こしひかり米、大豆は、甘味が特徴の会津地大豆スズユタカ、そして塩はミネラルたっぷりの天日塩を使用しました。最高の素材を使っているにも関わらず、この時点ではどうしても味がぶつかりあってしまい、まろやかさに欠けていました。
そこで、お水にもこだわることにし、環境省が認定する、名水百選「会津小野川湧水」を使用してみたところ、個性の強い素材の米と大豆を、粒子の細かい会津の名水がみごとにまとめ、会津味噌の特徴の、香り立つ伸びのきく腰の強い旨味に仕上がり、こだわりの味噌が完成いたしました。

平成15年度には、優良ふるさと食品中央コンクール「国産農林産品利用部門」にて全国只一点の農林水産大臣賞も受賞いたしました。名実共に「日本一の味噌」に選ばれました。
ぜひ多くの皆さんに手に取っていただけると嬉しいです。

「お味噌のクレームブリュレ」ができました!

  • From:料理家
     わか (江川和花)
  • To:生産者
    会津天宝 曽根 勉さま

曽根さん、お忙しい中、お返事を頂きありがとうございました。
涼しい日が続いておりましたが、最近は夏らしく暑くなってまいりましたね。
会津は盆地なので、こちらよりも少し蒸し暑いでしょうか。

【会津こしひかり味噌】は、会津の自然が育てた「日本一」にも選ばれたお味噌なのですね。
生まれ育った会津の、こだわりのお味噌を使う事が出来て本当に嬉しかったです。

頂いたお味噌で、夏にあう冷たいスィーツをいくつか考えてみました。
お味噌とナッツのアイスクリームや、お味噌プリン、そしてお味噌クレームブリュレを作ってみました。

本日ご紹介するクレームブリュレは、素材の味が生きた濃厚なお味噌と生クリームとがマッチし、お互いの味とコクを生かし合った味に仕上がりました。キャラメルのような味わいで、お味噌が入っていると言わなければお味噌スィーツとは気付かれないほどです。

家族や友人にもとても好評で、また新たなお味噌の使い道が出来ました。
実家に帰省の際は、お店にも寄らせて頂きますね。
本当にありがとうございました。

  • ※この記事は、2012年07月の取材に基づいて構成したものです。

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