vol.38 横田園芸の横田さんのエディブルローズでつくった、料理家 宮代眞弓さんの イブピアッチェのクレームダンジュ

教えてください

宮代 眞弓さん(神奈川県中郡)
宮代 眞弓さん
家庭洋菓子研究家 管理栄養士。ル・コルドンブルー、フランス・パリ・エコール・リッツ・エスコフィエ、オーストリア・ウィーン他など国内外で製菓・料理を学び、サロン形式のお菓子教室を主宰。

お教えします!

横田 敬一さん(神奈川県平塚市)
横田 敬一さん
バラ農家の3代目。花と食をつなげることで花の文化を広げたいと、園芸用だけではなく、国産の食用バラを神奈川県平塚市で育てています。化学農薬、除草剤不使用、野菜と食用バラは化学肥料も使わない挑戦が続いています。
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「エディブルローズ」のこと教えてください!

  • From:料理家
     宮代 眞弓
  • To:生産者
    横田園芸 横田 敬一さま

横田さんこんにちは。
横田さんが栽培なさっているバラは、大輪で美しく特にイブピアッチェとブルーリバーは香りも最高です!食用バラのハウスを訪ねるとポカポカと春の様な土のにおいと蝶やテントウムシが飛んでいて太陽の方を向いて元気に咲いていますね。
こちらをスイーツに使ったら、作る私も召しあがって頂く皆様も、みんなハッピーな気持ちになれそうです。

バラと聞いただけで女性なら心惹かれる素材ですが、これだけ大きなバラを有機農法でいつでも提供できると言うのは、どんなご苦労があるのでしょうか?
温室内は、ピーマンとバラが交互に植えられているようですが何か秘密があるのでしょうか。
食べられるお花、エディブルローズの事をぜひ教えてください。

「エディブルローズ」のこと、お教えします。

  • From:生産者
    横田園芸 横田 敬一
  • To:料理家
     宮代 眞弓さま

こんにちは、宮代さん。
食用バラの栽培を始めて4年が経ちました。
バラは肥料をとても必要とする作物です。しかし、肥料も化学肥料は使わずに有機質肥料を使い、ミミズや微生物の多い土作りを目標に、ミネラル分や栄養分がたっぷりの土作りをし、香り、色、形の良い病気に強いバラを咲かせようと取り組んでいます。

最近試行錯誤の末たどり着いた栽培法は、「バリアプランツ」や「コンパニオンプランツ」と共に育てる農法です。
ピーマンに住んでいる肉食のダニやクモが、バラの葉の汁を吸う葉ダニだけを食べてくれるので、ピーマンはバリアプランツとして、ピーマンの根元に植えているネギはネギの抗菌作用によって土の中が病気にならないようにするためのコンパニオンプランツとして植えております。
うどんこ病には重曹が効くと言われています。
このように、食べても安全な物を使いながら対応しています。

現在は、イブピアッチェ 、パーティラナンキュラ 、フェアビアンカ 、ブルーリバー の4種類を育てています。
化学肥料をたくさん施して無理に大きく育てるより、じっくり土の養分を吸って育てると害虫にも強くなる気がしています。
1~4月中旬までは、バラの株を冬季休眠させ、4月下旬から12月末まで食用バラの出荷を致します。
今年も宮代さんお気に入りの、色も香りもキュートな薔薇「イブピアッチェ」をご用意できましたよ。

「イブピアッチェのクレームダンジュ」ができました!

  • From:料理家
     宮代 眞弓
  • To:生産者
    横田園芸 横田 敬一さま

横田さん、貴重なお話しありがとうございます。こんな素敵なバラ作りには想像を超えるひと手間があったのですね!

横田さんが朝摘みをした、イブピアッチェの大事な香りを残したいと、口に含んだ瞬間に鼻に抜ける甘い香りに包まれるようなお菓子を考えてみました。
繊細な薔薇には、フレッシュチーズやヨーグルトが合うと思います。火を入れ過ぎてしまうと、色も香りも栄養も飛んでしまいますので、簡単だけど充分にバラを楽しめるスイーツを3種作りました。
薔薇づくしで香りも色もキュートな一皿をぜひお楽しみください。

  • ※この記事は、2012年11月の取材に基づいて構成したものです。

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