プロ料理家337名によるプロのレシピ4611

第65回 最も旬のロンドンを味わう バーナーズタヴァーン

今のロンドンを体感したい、そんな方にぜひお奨めなのが、
今回ご紹介するホテル、ロンドン・エディションの
メインダイニング「バーナーズタヴァーン」。

DSCF9113.JPG

ホテルとして開業した1908年のグラマラスな雰囲気を現代風に解釈したのは、
ロンドンのデザインホテルの先駆けとなった「サンダーソン」の仕掛人、イアン・シュレーガー。昨年オープンしたばかりの大手ホテルチェーンのマリオット系列のデザインホテルです。

DSCF9092.JPG

このレストランを手がけたのが、今、最もイギリスで話題のセレブリティシェフ、ジェイソン・アサトン氏。イギリスを代表するミシュラン三つ星シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏の右腕として知られ、独立後の2011年にオープンした「ポーレン・ストリート・ソーシャル」に始まり、手がけるレストランが次々にミシュランの星を獲得。現在はロンド ンで5店舗、全世界に12店のレストランを展開しています。
ファッション業界など華やかな客層で知られ、中々予約の取れないレストラン、流行のスポットとしても大きな話題となりました。

DSCF9090.JPG

「ここはホテルのダイニングだから、ランチとディナーだけオープンする通常のレストランとは違って、朝から深夜まで、誰もがカジュアルに美味しいものを楽しめる空間にしたかった」とアサトン氏。

お薦めの一皿は、天然のロブスターと海老を贅沢に使ったシュリンプカクテル。
アボカドがリッチなフレーバーを、エシャロットがフレッシュなアクセントになっています。

DSCF9100.JPG

「シュリンプカクテルといえば、イギリスで70年代に流行ったメニューだが、その後、シュリンプカクテルのイメージは流行遅れになってしまって、忘れ去られてしまっていたメニューだった。それで敢えて今回は、この空間でシャンパンに合うような、ゴージャスなシュリンプカクテルを作ってみたんだ。味付けはドレッシングにスパイスとシンプルだが、ロブスターと海老、それぞれの持つ異なる味わいが楽しめると思うよ」

ブレックファストからディナーまで、熟成スコティッシュビーフのハンバーガーからフィッシュ&チップス、ポークチョップやコーニッシュ・シーバスのグリルまで、シンプルが美味しいモダン・ブリティッシュのエッセンスを、今の旬のロンドンの雰囲気も合わせて満喫できる場所なのです。

STORE INFORMATION

BERNERS TAVERN

10 Berners Street,
London W1T 3NP
Tel: +44 (0)20 7908 7979
http://www.bernerstavern.com/

小松喜美さん写真

フード・ジャーナリスト 小松喜美

イギリスをメインにヨーロッパの魅力を食と文化の視点から紹介するフード・ジャーナリスト。料理・菓子は「ル・コルドン・ブルー」やパリの「リッツ・エスコフィエ」で学んだ経験をもとに、「食べることは生きること」を信条として、日々おいしいものを探究する日々をブログや雑誌媒体のメディアに掲載しています。

最近の記事

  • 料理家のレシピ本

  • Flipboard
  • MIIKU 日本味育協会
  • movabletype5