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第32回 モダン・ブリティッシュを楽しむデザインホテル

ロンドンの中心、ウェストエンドに誕生した
デザインホテル&レストラン「セント・ジョン・ホテル」。
その看板料理が「蝸牛(かたつむり)と豚の頬肉、
ラヴェージ(セリ科のハーブ)風味」といったら驚かれるでしょうか。

St JOHN Hotel snails & ham (Patricia Niven).jpg

古典的な英国料理を斬新な解釈で現代に蘇らせたとされるシェフ、
ファーガス・ヘンダ―ソン氏と共同経営者のトレバー・ガリバー氏が、
イギリス最大の食肉卸売市場のあるスミスフィールドに1994年に
開いたレストラン「セント・ジョン」の姉妹店がこのデザイン・ホテル。

St. JOHN Hotel dining room (Patricia Niven).jpg

食肉卸売場という地の利を生かし、トレードマークでもある
豚の「鼻先から尻尾まで」を食べつくす、新解釈の内臓料理を
得意としてきたレストランならではの看板料理が前述の蝸牛なのです。

「セント・ジョン」本店でス―・シェフだったトム・ハリス氏がヘッド・シェフを務め、
レストランの営業は朝の7時から深夜2時まで。小さいながらバーも併設されています。
「テーブルからベッドまで」と銘打ったデザインホテルはわずか15室。
セント・ジョン」のコンセプトとも共通する、白を基調としたミニマルで
シンプルなインテリアとサービスを謳っています。

St. JOHN Hotel suite (Patricia Niven).jpg

2011年のミシュラン・ロンドンではひとつ星、
サン・ぺルグリーノ社による世界のベスト・レストランには41位に選ばれたこのホテル、
ロンドンだからこそのユニークな体験ができる新たなデザインホテルです。
All pictures courtesy by St.John Hotel (Patricia Niven)

St JOHN Hotel exterior 1 (Patricia Niven).jpg

STORE INFORMATION

St. John Hotel
1 Leicester St,
London, WC2H 7BL
+44 (0)203 301 8069
www.stjohnhotellondon.com

小松喜美さん写真

フード・ジャーナリスト 小松喜美

イギリスをメインにヨーロッパの魅力を食と文化の視点から紹介するフード・ジャーナリスト。料理・菓子は「ル・コルドン・ブルー」やパリの「リッツ・エスコフィエ」で学んだ経験をもとに、「食べることは生きること」を信条として、日々おいしいものを探究する日々をブログや雑誌媒体のメディアに掲載しています。

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