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第12回 ロンドンのユニークなチョコレート・ショップ ウィリアム・カーリー

 バレンタイン・デイが近づいて来ました。イギリスでもバレンタイン・デイはクリスマスに次いでチョコレート・ショップが華やぐ季節。女性から男性にチョコレートを贈るのが日本のバレンタイン・デイですが、イギリスでは男性から女性にチョコレートや花束を贈る日となっています。
 意外に思われるかもしれませんが、もともとイギリス人はチョコレート好き。イギリス人一人当たりのチョコレート年間消費量は10.4kg、対する日本人は2.2kgという数字が、イギリス人のチョコレートへの熱い情熱を物語っているようです。(国際菓子協会/欧州製菓協会 国際統計 2007年より)。

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そんなロンドン一のチョコレート・ショップといえば、今回ご紹介する「ウィリアム・カーリー・ショコラティエ」です。高品質チョコレートの世界的品評会、「アカデミー・オブ・チョコレート・アワード」で3年連続ベスト・ブリティッシュ・ショコラティエを受賞したその実力はお墨付き。ロンドンを代表する老舗ホテル「ザ・サヴォイ」のチーフ・パティシェであったスコットランド人のウィリアムさんと、同じく有名ホテルのパティシェであった日本人の寿々枝さんが作りだすのは、厳選された最高品質の素材から作られる、オリジナリティに溢れたチョコレート。

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前述のアカデミー・オブ・チョコレートで金賞を受賞した「日本の黒酢」は、バルサミック・ヴィネガーをヒントに作られた「ウィリアム・カーリー」を代表するチョコレート。ダークチョコレートの深く力強い味わいを、黒酢の芳醇な香りが引き立てています。他にも「ローズマリー&オリーブオイル」、「山椒」、「アプリコット&山葵」、「日本酒久保田」を使用したものなど、チョコレート本来のカカオのキャラクターを生かしながら、それぞれのフレーバーが柔らかに口の中に残る、新鮮な味わいのチョコレートの数々が揃います。

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チョコレート・ミルフィーユ、チェリー・シュークリーム、フレッシュ・フルーツのタルト、レッド・ベリーのムースと4つの味が一度に楽しめる「プティ・フール」。店内でいただく場合は£6、持ち帰りは£5。様々なチョコレートの味わいが楽しめるケーキ類も人気があります。

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ロンドンはベルグレイビアにオープンした新店舗は、カフェ・スペースや目の前で作られるデザートが楽しめるデザート・バーも併設。人気のシーソルト・キャラメル味のチョコレート・トリュフ作りが学べるワーク・ショップも開催されています。チョコホリックの方なら一度はぜひ足を運んでみてほしいチョコレート・ショップです。

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              All Photos by Edward Lakeman

STORE INFORMATION

William Curley

189 Ebury Street, Belgravia
London SW1W 8UN
Tel:44-(0)20-7730-5522
www.williamcurley.co.uk

小松喜美さん写真

フード・ジャーナリスト 小松喜美

イギリスをメインにヨーロッパの魅力を食と文化の視点から紹介するフード・ジャーナリスト。料理・菓子は「ル・コルドン・ブルー」やパリの「リッツ・エスコフィエ」で学んだ経験をもとに、「食べることは生きること」を信条として、日々おいしいものを探究する日々をブログや雑誌媒体のメディアに掲載しています。

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