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第十回 「ミシュラン・シェフによるロンドンのデザイン・ホテル ヨーク&アルバニー」

旅先でのホテル選びはその旅行の印象を決定づける大切な要素ではないでしょうか。ホテルが気に入れば、旅行の間中、楽しい気持ちで過ごせることは間違いありません。街の中心にある大型ホテルももちろん便利で良いのですが、「暮らすように旅する」ロンドン、お薦めのデザイン・ホテルが今回ご紹介する「ヨーク&アルバニー」。

1820年代のオリジナル・デザインを生かした改築された建物の中に、すべて間取りや広さ、インテリアが異なる全十室の客室を備え、二つのレストラン、バー、カントリースタイルのデリカテッセンがあります。

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最寄駅はカムデン・タウン、リージェンツ・パークに面して建つ「ヨーク&アルバニー」。スノッブな住宅街プリムローズ・ヒルのエリアが近いので、お天気の良い日はゆったりとした周囲の散策が楽しめるロケーションです。

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「ヨーク&アルバニー」に宿泊する一番のお楽しみはもちろんレストラン。カジュアルだけれども落ち着いた雰囲気の中で、ゴードン・ラムゼイの右腕であるシェフ、アンジェラ・ハートネットがヘッド・シェフを務め、素材の持ち味を生かしたモダン・ブリティッシュがいただけます。ランチと早いディナーには3コース・メニュー(£20)とアラカルトがあります。

スターターはパルマ・ハム、チコリ、洋梨のサラダ。赤ワインのヴィネグレットでいただきます。

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コーニッシュ・ラムのランプ肉、レンズ豆、ロースト・パンプキン添え
柔らかいラムの独特の肉の香りと個性が生かされています。

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カレー風味のパン・フライド・コッド、ムール貝とサフラン・ソース添え
こんがりと焼きつけられたスパイシーな鱈とサフラン・ソースの組み合わせに、エキゾティックで華やかな港の香りを感じる一皿。

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デザートは香ばしいタルト・タタンにプラリネ・アイスクリーム

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コーチハウスと呼ばれる元厩舎を改造したカントリースタイルのデリカテッセンでは、イタリア食材を中心にキッシュやサラダ、パン、チョコレートなども販売しているので、お天気の良い日はリージェンツ・パークでのピクニックもお薦めです。

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ショッピングや美術館廻りなど多彩な魅力のあるロンドンですが、ちょっとのんびりしておいしいモダン・ブリティッシュをいただいたり、近くのリージェンツ・パークをぶらぶら散歩して周囲のお店を覗いてみたり、ワインをいただいた後は部屋で午後のお昼寝をしたりと、こんなデザイン・ホテルでの日常を離れたリラックスした一日も、また違うロンドンを発見する旅の楽しさではないでしょうか。

STORE INFORMATION

YORK AND ALBANY

127-129 Parkway
London NW1 7PS
44-20-7388-3344
www.gordonramsey.com/yorkandalbany

小松喜美さん写真

フード・ジャーナリスト 小松喜美

イギリスをメインにヨーロッパの魅力を食と文化の視点から紹介するフード・ジャーナリスト。料理・菓子は「ル・コルドン・ブルー」やパリの「リッツ・エスコフィエ」で学んだ経験をもとに、「食べることは生きること」を信条として、日々おいしいものを探究する日々をブログや雑誌媒体のメディアに掲載しています。

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