プロ料理家365名によるプロのレシピ4812

vol.04 la table en plus 尾関由美

はじめに紹介 料理教室のこと

教室名 la table en plus
(ラ・ターブル・アン・プリュス)
場所 大阪市中央区
料理ジャンル フレンチ イタリアン 和食 アジアン 中華
料理の特徴 デモンストレーション&実習形式の料理教室
開催時間帯 平日・土・日 11:00~13:30 又は 15:00
料金 入会金 無し
1回4,000円~7,000円(特別講習は別途)

料理家さんに聞きました!

尾関由美
詳しいプロフィールはこちら

料理の世界に入られたきっかけは?

もう、料理の仕事を20年以上しているので、すんなりその道に入ったように思っていました。
改めて思い起こしてみると、「食」に関して鋭い味覚の母。そして、アメリカで日本料理店を営んでいた伯父の影響もあったように思います。子供の頃は、お菓子作りやお料理が普通に好きな女の子でした。ただ、今から思えば子供ながらに食材にこだわってお料理し、自分で考えたお菓子などを作っていたようです。
それでも、実際に進路を決めるときには全く違う仕事をしようと思っていました。仕事をして結婚して・・・。それでも、大好きなお料理をちょっと教えたりしたいかな~。そんな話しをしていたのを忘れず背中を押してくれた母。気が付けばキップを私に買い与えてくれ、私は「料理」と言う名の電車に乗り込み走り出していました。
大学時代は、栄養士の資格を取得し、そのまま調理師学校へ。とにかくまっしぐらに進んでいました。当初は、日本料理を専門にしようと思っていましたが、その頃は、女性として料理界に入るのはまだまだ難しい時代でした。そんな中、フランス イタリアなど海外経験もあるシェフたちが教壇に立つ料理学校のアシスタントとして就職したことで、自然と世界へ目が向き、遂にはフランスのレストランで研修と...どっぷりと料理の世界に入っていきました。

料理教室のポリシーや特徴、こだわりは?

料理教室を始めようと思ったのは、フランスに住んでみて、食へのこだわりや喜びを感じたからです。
何度もフランス人家庭にお邪魔して、いろんな方と食事をするチャンスがありました。地方も違えば年齢も付き合いも違ったりしましたが、皆 食事を楽しもうという気持ちは一緒です。
また、その家のマダムばかりが忙しくしているのでなく、ご主人がメインのお料理をもてなしてくださる光景をよく見てきました。心温まるもてなしを受け、高級料理と言うわけでなく、家庭料理を味わい、楽しい会話をすることが一番の幸せだと感じました。勿論、テーブルセッティングやなんでもない飾りや花、家庭の家庭料理、そして、自分らしいおもてなしを皆さんにお伝えできればと思い続けております。

フランスでの経験・・・

習いに行った人が自慢したくなるようなポイントは?

少人数制になっていますので、ゆっくりとレッスンを受けていただけます。また、毎回テーマを決めているので、前菜からデザートまでトータルかつ季節感のあるお稽古できるのが醍醐味だと思います。
フランス料理のレッスン時にはフランス料理用語やフランスの地方について、また、フランスを旅したことなども交えてお話しています。
「かわいい食器やお花などテーブルセッティングも楽しめる」、「ワインを飲みながらの試食で優雅なひと時も過ごせる」、「アットホームな雰囲気でお部屋の装飾なども先生の手作りの作品が楽しみ」、「できあがったお料理がいつも素敵」などのお声も頂戴しています。
レッスンで使う材料も吟味していて、特別な材料はご希望があれば食材を購入することもできますし、私自身が気にいっている食材をみなさんで共同購入したりもしています。

今後の夢をお聞かせください。

月並みですが、これからもフランスに足を運び、新しい情報、そしてフランスにしっかり根付いている食文化(特に地方料理)を吸収してそれらをお伝えできる教室にしていきたいと思っています。
そして、日本料理(茶事)のクラスも作りたいと考えています。
いつの日か、私のアトリエに来ればいろんなことが学べる場所、いわば「ミニカルチャーセンター」のようなものを作りたいと考えています。私の周りには才能豊かな人ばかりなので、講師になっていただいて、たくさんの人が交流できる場所にしたいと思います。
最後は、夢でなく実現したいことですが、自分自身の料理本を出すこと。フランス料理のレシピ本ではなく、男性がその本をもっても格好いい!と思えるような本を出版したいです。その本のイメージは黒と白の表紙でデザイン性のあるローマ字が並んでいて、一見料理本とは思えないもの。中身は、フランス イタリア料理など ここぞとばかりに披露できるような自慢の一品から家庭で味わえる簡単レシピまで・・・。今現在もある《男の食彩クラス》のメニューを中心に作りたいと考えています。

人気の教室のヒミツ!

キッチンは?

都会のマンションの小さなキッチンですので、ほとんどレッスンはテーブルを使っています。キッチンは小さいので機能的に使えるように心がけています。
できるだけ生活感が出ないように、見せるもの 隠すものを区別していたり、お気に入りのものやフランスで買ったキッチンツールを飾ったり、楽しくお料理できる空間を作っています。

お気に入りの器、カトラリーはこれ!

ラギオールのキャトラリー・手描きの食器

お気に入りのものは、やはりフランスで買ったものですね。もう、買い足せないもの、蚤の市で値切ったものなども・・・。(笑)
ラギオールのキャトラリーも思い出のもの。食器は、手描きの絵がかわいい器(パリで購入)や、リンゴが少しずつかじられとうとう種になってしまうイラストの6枚組のプレートは、大切にしています。

こだわりの調理道具

キッチンエイド/クイジナート/こだわりの小道具

教室オープン当初から愛用しているキッチンエイドとプロ仕様のクイジナート。
現場のシェフと働いたせいもあり、しっかりした器具を使うのが当たり前になっていました。
おかげで16年経った今もしっかり動きます。
フランスで買った太い麺棒・シクテ・エコノム・トマト剥きなどの小物類。とにかく、小道具は必須です。重くて太い麺棒は、女性に大変そうに思いますが、力がないのを逆におぎなってくれますし、小道具も細かい作業にはかかせません。
そして、お鍋。ルクルーゼ、イタリアのブランドのラゴスティーナの圧力鍋など。長い年月愛される器具類は、やはり使い勝手のよいものです。

ちょこっと拝見!教室の雰囲気

メインのクラスは、メランジェクラス。フランス家庭料理を中心にイタリア料理、日本料理、アジア料理などをレッスンしています。男の食彩クラス、お菓子クラス、個人オーダーレッスン、サロンなどを行っています。
毎月、定期的にいらっしゃる生徒さんもいれば、都合がつくときだけ参加もOK。学校ではないので、気軽に趣味を楽しむ、また余暇を過ごす感覚で楽しんでいただければと思っています。レッスン中は、お料理のことは勿論、フランスのお話、器、お花などたくさんのお話や、質問にお答えしています。
実習終了後は、お待ちかねの試食タイム。ワインを飲みながら、お食事をしていただいています。

番外編:料理家さんの今日の晩ごはん!

【料理写真】今日は、タイ料理。 ・揚げミンチ春巻き ・ナスとタケノコ 鶏肉のグリーンカレー ・タイ風サラダ

今日は、タイ料理。 ・揚げミンチ春巻き ・ナスとタケノコ 鶏肉のグリーンカレー ・タイ風サラダ

最近、「カンティーヌ ドゥー デリス」という、夫がイタリア料理、私がフランス惣菜を担当しているお店をオープンさせたので、ほとんど食事はまかないです。
休日もリサーチの為、伊・仏料理を食べに行くことが多いので、家で食事をするときは、和食や中華 アジアンなどが中心です。

スパイス&ハーブ
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