プロ料理家365名によるプロのレシピ4812

vol.17 玄米と旬野菜のお料理教室 中村 美由紀

はじめに紹介 料理教室のこと

教室名 玄米と旬野菜のお料理教室
場所 神奈川県横浜市
料理ジャンル マクロビオティック
料理の特徴 実習と試食
開催時間帯 平日10:30-12:30
料金 単発4000円前後

料理家さんに聞きました!

中村 美由紀
詳しいプロフィールはこちら

料理の世界に入られたきっかけは?

ハードワークから体調を崩し、根本的に体を見つめ直した
自然にキレイになれることを少しでも多くの女性に伝えていきたいと思ったことがきっかけです。特に息子が生まれてからは子供にも安全な食事をという思いも強くなりました。
大学卒業後、仕事をはじめてからハードワーク加えて基礎体力も充実していなかったため、体だけでなく気持ちのバランスも失いかけ、根本的に自分の体を見つめ直すようになりました。
そんな時に玄米と出会い、少しずつ生活に取り入れていくうちに、ストレスでニキビだらけだった顔がファンデーション要らずにまで回復。気持ちも少しずつ前向きにと変化が現れはじめました。
それまでは太ると思い込みお米を一切食べなかった食生活も一変し、お米の大切さ、食べる事の大切さを実感しました。
食事を楽しみながらキレイに
この事を少しでも多くの女性に伝えていきたいと思って毎回のレッスンを行っています。ダイエットや冷え、肌荒れなど女性が抱える多くの悩みを解決してくれるのは、おろそかにしがちな“食事”かもしれません!結婚し、子供を授かってからは、濃い味が好きな男性にも、小さいお子様にも、まずは「おいしい!」と思って頂かないと、女性の食事作りは続かないとも感じています。お食事を楽しみながら、キレイでいられる毎日をひろげていきたいと思っております。

料理教室のポリシーや特徴、こだわりは?

「体に良いから」ではなく「美味しいから食べたくなる」クッキング
当たり前のことですが、私達のカラダは食べた物で出来ています。ご飯、パン、サラダにおやつ。何気なく口にするものが、翌日の自分の体になります。ですから、食べるものは本当に大切です。効力のある薬を塗ることよりも、体に入れるものを整えることが近道ですし、お金もかかりません!
ですが、体に良い食事は地味で薄味でおいしくない…。そう思われがちな食事を「おいしい!」「もっと食べたい!」に変えていきたいと思っています。やはり、友人や家族など大切な人と囲む食卓は、「おいしい」という笑顔になれないと結局は続かないと思っています。
また「簡単」である事も大事にしたいと思っています!眉間にシワを寄せて、何度もレシピを見返し、時間がかかってイライラしてしまうようなものではなく、「あっ、作ろう!」と思えるレシピを心がけています。ご参加のみなさんに作っていただくので、ご自宅に帰ってからも必ず再現できる包丁の使い方から火加減まで、丁寧にレッスンします。

習いに行った人が自慢したくなるようなポイントは?

☆仕事をしている忙しい私でも作れる料理のレパートリーが増えました。
☆生ゴミが激減しました!
☆とても簡単に出来るので料理が楽しくなりました!
☆調味料が減りました!
こういった感想を頂いております。
野菜料理はマンネリ化しちゃって…、ボリュームが少なそう…、どうやって料理したら良いかわかないという方、是非お気軽にいらして下さい!野菜料理が楽しくなるコツをお伝えします!

今後の夢をお聞かせください。

食事の大切さと楽しみを伝える
一人でも多くの女性に食事の大切さと楽しみをお伝え出来たら嬉しいと思っています。
ダイエットにこだわる10代、20代の若い女性にはお米を食べる事の大切さを。
出産前後の女性には食べることが次の命に繋がるということを。
40代の方には、アンチエイジングとしての食事。
50代、60代の方には生活習慣病は食事で改善できるということ。
全ての事が食事と関係しており、その食事を制限するのではなく楽しんで美味しく頂くことのポイントをお伝えしていきたいと思っております。

人気の教室のヒミツ!

キッチンは?

経年の変化を楽しむ
経年変化が”味になる”キッチンをと言う思いで作って頂きました。20年30年かけてたくさんの方に通っていただき、料理を喜んで頂くことで歴史を刻むキッチンになったらとても幸せです。
私自身キッチンに立つ時間も長く、沢山の方に来て頂くので汚れや傷みはつくと思いますが、歴史を刻む木の素材と耐久性のあるステンレスの素材を組み合わせた結果、年を経ることに味が出るキッチンになりました。
このキッチンが、ご参加頂いたみなさまの思い出のキッチンになればと願っています。

お気に入りの器、カトラリーはこれ!

我欄憧で購入した茶碗と汁碗

我欄憧で購入した茶碗と汁碗です。
毎日頂くご飯とお味噌汁だからこそこだわりの器を選びたいと思っていた際、思い出の地軽井沢で出会った我欄憧。人と自然にやさしい木製品を扱うお店です。
木の器は防腐剤などが使われていることが多く選ぶのがとても難しいのですが、このお椀の素材へのこだわり、持った時の持ちやすさなど全てがお気に入りです。毎日の生活を大事にしたいと言う思いを思い出させてくれるこの器たちと結婚5年の記念に出会えた事に感謝しています。

こだわりの調理道具

鎌倉“菊一”さんの包丁

鎌倉“菊一”さんの包丁です。
やはり包丁はお料理の基本!包丁を入れることで、自然の状態の形を変えていく訳ですから、野菜にとっても、口に入れる私たちにとっても、調理には少ない時間でお互いにとってストレスが小さい形にしたいと思って選びました。この包丁は、野菜包丁ではありませんが、研ぎ師さんのアドバイスを頂きながら選んだ甲斐があり、とても野菜が切りやすく、短時間で力を入れずに野菜を切ることができます。料理は味付けが基本だと思われるかもしれませんが、その前にいかに“おいしい”形に切れるか、も重要だと思っています。

ちょこっと拝見!教室の雰囲気

ご参加下さった方全員が全ての行程に関われるクラスを実施しています。
ご自宅に戻ってすぐに再現出来るよう、全員に材料に触れていただき、調理から、洗い物までをして頂いています。とにかく全員で体を使って進めていくので、初心者の方同士もすっかり打ち解け、試食タイムには皆様お腹がペコペコ!毎回試食の際はご参加者同士でお話が盛り上がるほどです。
また全ての行程を体験して頂いているので皆様必ずご自宅で作る事が出来ました!とおっしゃって頂いています。

番外編:料理家さんの今日の晩ごはん!

【料理写真】水菜とひじきのかき揚げ

水菜とひじきのかき揚げ

ご飯とお味噌汁、ふりかけはいつものメニューです。今夜はおいしい水菜が手に入ったので、水菜とひじきのかき揚げ、余った水菜でサラダを添えて。
おいしいご飯はおかずが要らないほどですし、お味噌汁は季節の野菜や油揚げなどを使っていつも具を多めに作っています。ふりかけは米ぬかを使って自家製のものを作り置きしていますが、家族の好みに味を合わせられるので、全員が大好きです!
水菜は今回は少し固めなので、少し火を通して、ひじきと組み合わせてかき揚げにしました。こってり好きの旦那様も満足してくれていますし、息子もポリポリ食べています。残りは茹でて、海藻や油揚げとあえて簡単なサラダになりました。

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