Délices de Mami | |
神奈川県鎌倉市 | |
家庭のおもてなし料理、スペイン、フランス、イタリア、日本など | |
デモンストレーションおよび実践 | |
平日・土日 11:00~13:30 | |
お野菜小手鞠教室 4,500円/1回 kamakura美味しいもの料理教室 6,000円/1回 (材料費込み 入会金なし) |
美味しい料理と美しい器を作る人たちとの出会い
服飾の広告宣伝・プレスの仕事をしていた時は毎日が忙しく、自分で料理することがなくなっていました。
そんな日々の中で美味しい料理と調和する美しい器と空間を創りだす人たちとの出逢いがあり、本当に心から美味しく豊かだと感じるものを、食を通じて自分で表現してみたいと想ったのがきっかけです。
子供のころから続けていたバレーやピアノを断念し、私の表現できる手法を模索しつづけていろいろなことにチャレンジしてきましたが、自分にとって食へのこだわりは尽きることがないのでは…と気づきました。
フードコーディネーターとして食を時間、歴史でひもとき、また世界を繋いでみたり。そこに音楽や美術など時空を超えた切り口から食を考えると深い愉しみ方ができます。
単純にはワインと食を楽しむことが好きで、毎日美味しいものを食べたいというのが、根本かもしれませんが…。
食事は人の心とからだを創り上げるものなので、料理教室では日々の些細なこと、旬の野菜を選ぶこと、ひと手間をかけることで、豊かな食生活を送れるということにそれぞれが気づいていただければ嬉しいです。
-美味しいものたちと寛ぎの時間
レッスンカフェ「Délices de Mami」という名前は、私のつくるおもてなしの美味しいものたちをご一緒に学んで頂き、その後は鎌倉のカフェで寛ぐように時間を過ごして欲しいと思ってつけました。
-ジャンルにとらわれない家庭的な料理
料理はスペイン・フランス・イタリアそして和などの家庭的なメニューが多いです。
日本の食卓には世界の料理があたりまえのように並ぶという希有な文化をもっていますので、ジャンルを問わず自宅にお客様がいらした時、簡単なお料理やデザートなど、一品でも良いのでご自分で作ってお迎えするということが、かつてそうであったようにこれからの日本でも復活し定着していくことを願っています。
-旬の鎌倉野菜
旬のとれたて鎌倉野菜を使います。
朝、自宅からレンバイ(鎌倉農協連直売所)に立ち寄って、その日収穫されたお野菜の中からセレクトしてからアトリエにむかいますので、予定していたお野菜が変わることは多々ありますね。
シェフたちからの情報で、あまり見かけない洋野菜なども農家さんは頑張って生産してくれていますが、少量多品種なので出来るだけ朝早く行かないと、珍しいものはなくなってしまいます。
また、旬のお野菜の本来の味や美味しさを個々に発見していただけます。
-鎌倉の文化・歴史的要素も感じていただける場として
”鎌倉で料理と器と空間を楽しむ”をコンセプトにはじめましたが、海外の方がいらっしゃることもありますし、鎌倉の文化的・歴史的要素も食とともに感じていただける場となるよう目指しています。
また、日本の結ぶという文化の象徴のひとつ、手のひらで結んだ手鞠のお寿司を鎌倉野菜でつくる「お野菜小手鞠教室」で、日本はもとより、海外へ心とともに発信していきたいと思います。
-長さ3mの白木のテーブル
長さ3mの柔らかいピンク味がかった白木のテーブルです。
器への盛りつけを学んで頂くのはひとつのテーマでもありどうしても3mは欲しかったので、岐阜の工房にオーダーしました。
全体に調和した椅子は、フランス人建築家・デザイナーのジャン・プルーヴェの「スタンダードチェア」と洗練されたデザインで座り心地のよい「ゼロスリー」。レッスンの後は大きなテーブルでゆったりとお座りいただき、ご試食をしていただきます。
私のお気に入り淡いピンクとグレーの器 「1616 arita japan」カラーポーセリン パレスホテル東京MOMOTA TOUEN。
日本の伝統的な柔らかい色彩をオランダ人デザイナーの感性で、和・洋の食や空間と調和し、料理を美しく見せる新しい有田焼きです。私のアトリエでもご購入いただけます。
その他にフランスのアンティークや日本の陶芸作家さんたちの個性的な器など、ひとつひとつに想い入れがあってきりがないですね!桜の季節にはその時にしか登場しない器たちも揃い、春は特に華やかです。
CHASSEUR(シャスール)のラウンドキャセロール24㎝ ピンク。
そのままオーブンに入れられるなど機能性はもちろんのこと、やさしいながらも甘くなりすぎないフランスらしい色合いが好きです。
お鍋をそのままテーブルに出しても他を威圧せず、すっと馴染むところがいいですね。
-好きな器に好きなスタイルで盛り付け
生徒さんに使いたい器を選んでいただき、それぞれご自分で盛りつけていただきますので、見た目は三者三様に仕上がります。
器によって盛りつけるフォルムや配色をかえると、印象がまったく違うものになることを愉しんでくれているように思います。
盛りつける癖というのがあるので、ついいつもの様に盛りつけてしまいがちですが、器との位置、配色、バランス感覚を磨くのは日々の積み重ねが必要なので、ご自宅でも少しづつ気をつかうようになりましたという言葉は嬉しいですね。
ワインとあわせて美味しい、シンプルな料理が基本です。この組み合わせはよく登場します。
・ 仔羊のグリル マルドンの塩とバルサミコソース
・ ローズマリーポテト
・ 鎌倉野菜たっぷりのタブレ
とはいえもっとも登場回数が多いのは、とにかくお野菜をふんだんに使って動物性タンパク質を一品加えたパスタ一皿とスープとワインです。