【第9回】BAR(バール)天国!@サンセバスチャン スペインバスク
San Sebastian (サンセバスチャン)は、BAR(バール)が立ち並び、
お店をはしごしながら”ピンチョス”を楽しめるという
”BARの天国!”として有名です。
日暮れを待ってBAR街へ!
ワクワクしながら出かけた夜のBAR街。
旧市街の一角は、見渡す限りBarが並びます。
どのお店も美味しそう♪
”どこに入ろうかな~”と幸せな悩みです。
お店はたくさんの人で、賑わっています。
その中で、おいしいと評判の”Ganbara”へ。
(San Jeronimo 21、日曜夜、月曜、11月後半に2週間休み)
スペインでも日本と同様タラコを食べると聞いていたので、
是非食べたいと思っていました。
「同じ素材でも違う土地ではどうやって食べられているのか?」
というのはとても興味があります。
塩ゆでして、マリネされたタラコ。
塩が効きすぎていなくて美味しかったです。
カウンターにうず高く積まれた食材たち。
この中から好きなものを選んで調理してもらうことができます。
私たちはキノコを数種類チョイス。
ソテーしてもらいました。
歯ごたえも、味も、初めてのものもあり、ゆっくり味わいながら・・・
のはずでしたが、あっという間に完食してしまいました。
サンセバスチャンのBAR街を訪れるにあたっても、
函館でレストランバスクを営まれるシェフ、
深谷宏冶さんのアドバイスをいただいておりました。
深谷さんにお勧めいただいた「生ハムを食べるならここ!」のお店
”Martinez"
(31 de Agosto 13, San sebastian)
美しいハムがお皿一面に。
もちろんお味は最高!
深みのあるうまみが口いっぱいに広がります。
そして、もう一件は"Goiz Argi"
(Fermin Calbeton, 4 San Sebastian)
海老の串焼きがお勧め、とのこと。
海老に乗ったサルサソースが、とても美味しかったです。
「ピメント」と呼ばれる赤ピーマンはこの地方の特産品だけあって、
これを使ったソースの酸味と甘みが海老ととても合っていました。
飲み屋の”はしご”は日本と共通?
しばらくこの街をフラフラしてりいると
「日本の赤ちょうちんを梯子するような感覚なのかな~」
という感じを受けました。
タラやハムを串にさして焼いたものは焼き鶏のように感じるし・・・・
カウンターに並ぶピンチョスは、日本にもある「大皿料理の店」のように
「これ、ちょっと欲しいんですけど」とカウンター越しに声をかける・・・
今日をリセット!新たな気持ちで明日を迎える
サンセバスチャンのBARは人が溢れ、活気に満ちてきました。
仕事の帰りにBARにたちより、ちょっとつまみながら一杯を楽しむ。
お店にいる人達と楽しい会話のひと時を過ごし、今日一日をリセット。
明日、新たな気持ちで1日が始まる・・・というリズムなのかな。
どの街を訪れても、そこに住む人たちの生活や習慣が
垣間見れるとき、なんだか幸せを感じます。
是非次回はこんな時間の流れを楽しめるように、
しばらくこの街に滞在してみたいと思いました。