【第5回】お茶の人気は時を越えて@ロンドン、スペイン&ニューヨーク
ロンドンで3週間を過ごしたあと、フランスとスペインを2週間鉄道で巡りました。
その最中、スペイン・グラナダにて、「珠茶」に再会しました!
「ガンパウダー」と呼ばれるこの中国の緑茶。
第4回のコラムにて紹介しましたが、そのお茶は
グラナダではこんな風に売られています。
こちらは緑茶をベースにクランベリーのドライフルーツや
レモンピールなどが入ったフルーティーなお茶
”マラケシュブレンド”という名前のお茶。
こちらも緑茶がベースですが、ミントリーフや、オレンジピール、砂糖も入っています。
これらのお茶はお土産に購入しました。
バランスがとっても良くって美味しいです!
8年ほど前にチュニジアに行った時、地元の人に
「ミントティーのベースには緑茶を使うんだよ」と聞いて、
「えっ?緑茶??」と思ったことがありました。
その時、私は日本で一般的に飲まれている緑茶を思っていたのですが、
なるほど、中国の珠茶がベースになっていたとは・・・。
緑茶は緑茶でも製造方法が異なるので味が全く違います。
スペイングラナダはイスラム文化が息づく街。
ムードたっぷりに様々なブレンドティーを飲むことが出来る喫茶店が街中にたくさんありました。
中国からのお茶がイスラム圏の文化と融合し、
こうしてより魅力的なお茶の楽しみ方が広がってきたのだな、
と感心しきりのひと時でした。
このあと訪れたNYでも、現在お茶が大変人気のようでした。
デリのドリンクコーナーにたくさん並んだ伊藤園のお茶。
伊藤園のHPより拝借いたしました。
ニューヨークの自然派スーパーマーケット”Wholefoods”のエントランスにも
お茶の2Lボトルがうず高く積まれていました。
健康的で、おいしいお茶はいつの時代も多くの人たちに
愛される魅力を持っているのですね。
「お茶」を通じて、歴史や、文化の融合に思いを馳せたり。
1杯のお茶でホッと一息ついたり。
お茶のおかげで今回の旅がひと味もふた味も魅力的になりました♪
:::::::::::::::::::::”まんぷく紀行―まんぷくのおすそ分け♪”:::::::::::::::::::::::::
グラナダではイスラム的なティーハウスでお茶を楽しめるますが、
普通のカフェでは美味しいホットチョコレートをいただくことができます。
注文を受けてからチョコレートを溶かして作ってくれるホットチョコレート。
とってもおいしいです♪
ホットチョコレートにはつきものの”チュロス”。
「1つください。」とお願いしたら、1皿に山盛りのチュロスが運ばれてきました(汗)。