プロ料理家365名によるプロのレシピ4812

vol.02 Coordinare ~コルディナーレ~ 落合葉子

はじめに紹介 料理教室のこと

教室名 Coordinare ~コルディナーレ~
場所 福岡県北九州市
料理ジャンル おもてなし料理、家庭料理、
テーブルセッティング
料理の特徴 【コーディネートクラス】デモンストレーション形式
【お料理クラス】実習形式
開催時間帯 【コーディネートクラス】
平日 13:00~16:00 土 13:30~16:30
【お料理クラス】
平日・日 11:00~14:00
料金 入会金 5,000円
【コーディネートクラス】
初級・月謝5,000円+花代(時価)
上級・月謝6,000円+花代(時価)
【お料理クラス】
月謝3,000円+材料費(時価)

料理家さんに聞きました!

落合 葉子
詳しいプロフィールはこちら

料理の世界に入られたきっかけは?

- 食で人を感動させる
小学生の時に母と一緒に、秋篠野安生先生(現・コーディネーションジャパン代表)主催の「ミモザパーティー」に参加し、部屋中に飾られたミモザの花、ミモザ色を意識した料理やドリンクを見て「世の中には、こんなに素敵な食空間があって、「食」という事で、人を感動させることができるんだ」ということを知り、テーブルコーディネーターになりたい、と思いました。

- 家庭料理からの気づき
大学時代には、フラワーアレンジメント、テーブルコーディネートを勉強していましたが、料理も勉強しておかなくてはと感じ、松田美智子先生の元で学びました。その中で、丁寧な下処理、理に叶った調理方法、盛り付け方のセンスで、「家庭料理で十分人を感動させることができる」という気付きを得て、料理の世界に開眼しました。

- 本当にやりたかった世界へ
卒業後は、OL生活を送っていましたが、ある日友人が「雑誌の企画で、料理とテーブルセッティングを提案してくれる人を探しているから、やってみない?」と声をかけてくれ、受けることにしました。1人でテーブルコーディネートとメニューを考え、料理をするというのは初めての経験でしたので、不安も大きかったのですが、プロのカメラマンに撮影してもらい、紙面に掲載して頂いた時の達成感はとても大きかったです。
そして、「私が本当にやりたかったことは、こういう事だったのでは?」と退職を決意し、母が主宰していた実家の教室を手伝う事にしたのです。

料理教室のポリシーや特徴、こだわりは?

教室のポリシーは、「楽しかった!美味しかった!」、「すぐに実践できる情報を得られた!」と感じていただけることを大切にしております。

- 3つの分野を1度に学べる他にはないスタイル
もともとは、器使いのアイデアや、テーブルコーディネートの基本をお伝えする教室だったのですが、おもてなし料理や、花あしらいも教えてほしいという生徒様からの声で、現在のテーブルコーディネートクラス(季節のテーブルコーディネートを提案し、それに合うおもてなし料理を試食してもらい、小さなフラワーアレンジメントを作るという内容)を始めました。
1回で、テーブルコーディネート、料理、お花と3つの分野を学ぶというスタイルは、あまり他にはないようです。

- テーブルコーディネートクラスとお料理クラスについて
テーブルコーディネートと言うと、華やかで何か特別な事と捉えられがちですが、私達は「家庭で実際に食事を楽しめるテーブルセッティング」という事を一番大切にしています。限られた食器を使い、いかに普段とは違ったイメージに見せることができるか、そのための組み合わせ方や使いこなし方、リネンとの色合わせなどを中心にお伝えしております。
また、テーブルコーディネートクラスに参加されている方の声から、お料理クラスも開設しました。
お料理クラスでは、下処理の仕方、理に叶った調理法、その中で簡単に出来るところは簡単にとメリハリをつけて基礎から丁寧に教えております。

習いに行った人が自慢したくなるようなポイントは?

生徒さんからは、「どのレシピも、自宅ですぐに作ろうと思えるし、実際に作ってますよ」と、言っていただいています。
特にお料理クラスでは、ベーシックなメニュー、下処理の仕方など「基本」を大切にしているので、「知っているようで知らないことがいっぱいあった。」「基本の大切さを痛感しています。」とのお声を聞いて、嬉しく感じています。
また、私達が、使ってよかった調理器具や、食器などは、どんどんお伝えするようにし、生徒さん同士の情報交換の場にもなっております。手持ちのモノなので限りはありますが、代々伝わる骨董の器(左)や、現代の洋食器(右)など、色々な食器を、毎回楽しんで頂けるよう工夫しています。お陰で、『食器を見せて頂くのが楽しみ』という、嬉しい声を頂戴しております。

代々伝わる骨董の器(左)と現代の洋食器(右)

今後の夢をお聞かせください。

生徒さん達にとって、お教室で過ごして頂く時間が、少しでも有意義なモノになってもらえれば嬉しいなと思っております。
また、これからは「食の安心・安全」は、ますます自分自身で守る時代になってきていると感じています。どんな分野でも共通していることですが、先人の教えや知恵には、現代にも通用する情報やヒントが、たくさん隠されています。伝統的な調理法や料理の歴史などを、自分自身の中に、もっとしっかりと取り入れ、勉強し、生徒さんに還元できたらと思っております。

人気の教室のヒミツ!

キッチンは?

当初は、料理教室をする予定ではなく建てた家なので、ごく普通の自宅のキッチンです。
料理クラスの調理スペース(素材を切ったり、盛り付けたり)としては、ダイニングテーブルを使用しております。

お気に入りの器、カトラリーはこれ!

濱田窯の器たち

地元(福岡県北九州市)在住の作家さんの器。とても使い勝手がよく、和・洋・中と、オールジャンルの家庭料理に似合う器です。黒いお皿は、リクエストして作ってもらった1枚。黒い器は、料理が映えるので、とても重宝しております。

こだわりの調理道具

菜箸、油漉し、すくい名人

・菜箸(写真左)…一般的な菜箸は丸いですが、これは四角なので、転がり落ちることがなく、素材が竹なので、丈夫で使いやすいです。
・油漉し(写真上)…出汁を漉す時に、大活躍しています。目が細かいので、厚手のペーパータオルなどを敷かなくても、綺麗に出汁を漉すことができます。
・すくい名人(写真下)…魚焼きグリルから、焼き魚を外す時に使用しています。グリルの網の目に沿うようにできているので、魚の身が崩れることがないです。また煮魚をお皿に移す時にも重宝します。

ちょこっと拝見!教室の雰囲気

どちらのクラスとも、4~6名様の少人数制なので、和気あいあいとしたアットホームな雰囲気です。できるだけ生徒さんとの繋がりを大切にしていきたい、という想いから、単発ではなく、通年で通っていただくスタイルを取っております。毎回同じメンバーでのレッスンなので、すぐに打ち解けてくださいます。何よりも「食べることが好き」「お料理が好き」という、共通の話題があるので、色んな情報交換の場にもなっているようです。

番外編:料理家さんの今日の晩ごはん!

【料理写真】今日は「チンジャオロースー 、モヤシとささみの中華風和え物 、手羽元とクレソンのスープ」

今日は「チンジャオロースー 、モヤシとささみの中華風和え物 、手羽元とクレソンのスープ」

・チンジャオロースー
・モヤシとささみの中華風和え物
・手羽元とクレソンのスープ

レッスンのある日は、夕方まで慌ただしくしているので、ささっとできる炒め物や、ある程度前もって下準備ができるものをよく作ります。また、レッスンがない日は、試作を兼ねてのメニューが多いです。

父の日
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