メイン

石窯 アーカイブ

2008年11月17日

霜月火入れ

明日からの石窯パン焼き上げの為・・・・・

先程、野の花石窯に火が入りました。

CIMG6975.JPG
「何事も、最初は小さな炎から・・・・。」

いつも、火をおこし初めに思うこと。

CIMG6977.JPG
今朝、こんな記事読みました。
 

****************
分業の発達と引き換えに、個人から失われていったものがあります。それは人間個人が本来持っていた、個々のさまざまな能力の発露です。


 例えば、昔のひとは、自分で木を切り、薪を割り、火をおこし、食料を調達し、料理をし、場合によっては家まで建てた。そこらへんのおじさんが、普通にそういうことをこなしていた。私が昆虫採集に行くラオスや、あるいはブータン辺りはいまでも、そんなひとが残っています。


 もちろん、現代人はそんな能力がなくても、もっといいものを食べ、もっといい家に住めます。けれども、分業のシステムにあまりに慣らされてしまうと、仕事自体から次第に創造性が失われてしまいます。


【「石油文明」という壁に気づけ】 養老孟司 (一部抜粋)
*****************
詳しく読みたい方は、コチラを →ポチッ

2008年11月21日

霜月石窯の火入れ

昨日、季節の石窯ぱんセット「野の花便り」の発送を終えホッとしています。

石窯でパンを焼いていた三日間ここ福井も大荒れのお天気となり
空からは、今季初の冬の使者が舞い降りてきました。
CIMG7010.JPG
雷、強風、アラレ、雪、大雨・・・・・

何が降ろうが、何が起ころうが・・・・・

野の花石窯は・・・
只、淡々とパンを焼く。
CIMG7020.JPG
山葡萄酵母と小麦粉の出会いを・・・・

その香りを・・・・

石窯は、大きく力強く包み込み焼き上げる。
CIMG7012.JPG
香ばしく、芳醇に・・・・・・

今月も有難う、石窯。

2008年11月25日

霜月野の花便りのロールパン

霜月 野の花便りは、いつもの焼き菓子に代って、前田小麦のロールパンがメニュー入りとなりました。

野の花便りをご注文のお客様は、パン好きの方ばかりなので、この小麦のすごさを是非味わって頂きたかった・・・・。

CIMG6991.JPG
前田さんの小麦は、不思議な魅力ある小麦だと何度焼いても感じます。

それは何なんでしょう・・・・?

上手く言葉では言い表せないのですが・・・・
小麦から「普通とは違うぞ!!そこんところちゃんと掴んでヨロシク。」という声を感じます。
↑ 変な表現ですみません。
CIMG7001.JPG

お陰様で、召し上がったお客様から沢山の「美味しかった」に加え感動ののお言葉が寄せられています。

これからも、前田さんの小麦を大事に使っていき、皆様に本当の国産小麦の美味しさを感じてただけたら・・・

そして、とびきり美味しいパンを食べて幸せになったところで・・・
日本の農業の現状を少しだけ考えるキッカケに、
そして、生産者さんの声に耳を傾けるきっかけになったらと・・・・野の花工房では考えています。
CIMG7015.JPG
そして、
あの湯上がり柚子マーマレード
は・・・・・

相性の良い松の実と共に、パン生地に混ざりこみ・・・
石窯へと入り・・・
CIMG6999.JPG
小麦の香ばしさが加わった・・・・

プチパンとなりました。

そして、今月の越前和紙での包装は・・・・
CIMG7028.JPG
シックで大胆な花柄で・・・


今月も、お買い上げの皆様のお陰で石窯に火を入れる事ができました。
野の花工房を支えてくださっている方々に 感謝☆


2008年12月24日

野の花工房 石窯シュトーレン

先週、今年最後の石窯の火入れが無事に終了しホッとしています。

師走 野の花便りは例年通り、石窯で焼くシュトーレン。
CIMG7167.JPG
お砂糖の入る生地なので、いつもより火加減が違う。
柔らかく熱が入るように、薪のくべ方も変わってきます。

CIMG7189.JPG
シュトーレンは、焼きあがってからも忙しい。

バターや、ブランデー、そして果物の酸味なども全体にほどこします。

CIMG7207.JPG
仕上げに粉砂糖。

そして、クリスマスカラーの越前もみ和紙でラッピング。

ご予約頂いた皆様の元へ無事お届けすることが出来ました。

今年一年、つつがなく石窯に火が入れられた事に感謝感謝です。

さて、このシュトーレン、和紙の包装を外すと、そこにはカワイイ天使が登場。
その裏話?はコチラ

2009年1月 7日

『春恋キューブ』誕生

このブログ上でも、時々チラリと登場していたこの形・・・・

本日、正式にデビューしました。

はじめまして。
『春恋キューブ』です。
CIMG7293.JPG
生産者ブログでお馴染み、前田さんが作られた小麦「春よ恋」を使っています。

フードソムリエ内ショッピング、生産者さん紹介で前田さんのこんなメッセージありましたね。
「僕の小麦、一度食べてみてください!!!」

そう、一度食べてみてください
前田さんの小麦100%、野の花石窯で焼き上げる
『春恋キューブ』
CIMG7321.JPG

本日より予約が始まった、「睦月 野の花便り」にメニュー入りしています。

CIMG7085.JPG
これからも、野の花工房は、
”生産者さんとお客様の笑顔の橋渡し”が出来るパンを焼いていけたらと思っています。

ちゃんと橋渡し出来る様に、美味しく焼き上げなくては・・・・

がんばりま~す。

2009年1月23日

初窯

明日からの「野の花便り」の石窯パン焼き込みの為に・・・

先程、野の花石窯に、2009年初の火が入りました。

CIMG7480.JPG
今日は、石窯の温度を上げる一日・・・・。

夜までに、二百度まで上げていく予定です。

CIMG7482.JPG
何の制御もされていない石窯・・・・
その、薪使いの勘だけが頼りです。

さぁ、五感を研ぎ澄ます四日間が始まりました。

***********
今日は、冬の青空が広がっていますが、
明日からの雪だるまマークが気になる所です。

2009年1月25日

石窯ぱんの表情

冷え込む外気とはうらはらに、熱く燃える野の花石窯・・・
CIMG7489.JPG
昨日今日と、野の花石窯は い~~シゴトしています。
CIMG7512.JPG
  ↑
中は黒ゴマ、外は白ごまのぱん
小麦は、数種類の粉をブレンドしています。

ひまわりとかぼちゃの種が入ったプチパン。

CIMG7491.JPG


アマニの入った、食パン
  ↓
CIMG7516.JPG
そして・・・・

今回デビュー、石窯で焼いた 『春恋キューブ』
  ↓
CIMG7503.JPG
石窯周辺には、香ばしい香りが漂っています。


2009年3月 3日

二月はこんな石窯パンでした

先月の石窯火入れ後から今まで、バタバタしておりました。

考えたら、二月に焼いた石窯パンをUPしていなかった事に気付き・・・
今更ですが一部ご紹介させて下さい。

CIMG7754.JPG
 ↑
二月のイチオシ!! ドライフルーツ&手作りマーマレードがたっぷり入った・・
「柑橘ライ」
CIMG7780.JPG

古代小麦スペルトが入った生地に、カレンズと白イチジク。
こちらも、石窯らしく焼き上がりました。

CIMG7775.JPG
「春恋キューブ」も、野の花コレクションにて販売致しました。
(お陰様で、ご好評頂きました。)

そんなこんなの、パン達・・・・
CIMG7785.JPG
早春をイメージ・・・ふきのとう色地模様入りの和紙に、つくしの焼印を添えてお届けしました。

=======
そして、「弥生の野の花便り」のご予約も、昨日より受付開始いたしました。

今月も、ハズせない石窯パンが揃っていますよ☆
===========

2009年3月22日

手斧使い

明日からの石窯パン焼き込みの為に、野の花石窯に火が入りました。

着火の為に、割り木を作る
CIMG8110.JPG
お陰様で、手斧使いが得意になったワタシです。
(必要とあらば、何でもやります。やっちゃいます。やりますとも。)

この手斧は、越前打ち刃物。
重さもあり、なかなかの実力者です。

着火の様子は、野の花工房ブログでご覧下さい。 →ポチッ

癒しの炎を貴方に・・・

三連休も終わりですね。

新たな一週間の始まりに・・・・・
CIMG8118.JPG
癒しの炎を、PC前の貴方様に・・・・。

パチパチパチ・・・・・
薪のはぜる音を思い浮かべてください。

2009年3月26日

癒しの炎で焼いたパン

昨日、「弥生 野の花便り」の発送終え、今月の野の花石窯の炎は消えました。

石窯で焼いた今月のパン達は・・・・
CIMG8124.JPG

自家製夏みかんマーマレードと、ドライフィルーツ入りの、「柑橘ライ

国産石臼挽き全粒分入りの生地に、胡桃が入った・・・・・
「グラハム胡桃」

CIMG8135.JPG
↑ このパンの甘さは小麦の甘さ・・・・

ちょっと粉に一工夫。

CIMG8123.JPG


気泡は大きくないけれど、口どけの良さを狙った?小さなリュステック。

どの石窯パンに入っている・・・
紅白二色の酵母も、香りと美味しさの秘密です。

CIMG8122.JPG

2009年3月31日

真っ赤な器と柑橘ライ

自家製夏みかんマーマレードやドライフルーツが入った、石窯パン。

柑橘ライ
CIMG8182.JPG
南国バリ島で焼かれた、JENGGALA社の真っ赤な小皿に・・・・・。
バックカラーには、濃紺の越前和紙を選んでみました。

CIMG8192.JPG
蓋付きの、真っ赤な器もJENGGALA社製

蓋を取ると・・・・
CIMG8194.JPG
一口サイズの、柑橘ライ。

サンドの中身は、インドネシア、バリ島を思い出す食材が・・・・
それは、野の花ブログをご覧下さい。 → ポチッ

2009年5月25日

こんな石窯パン焼いていました

CIMG9001.JPG
 ↑
我が家の床下の、「杏酒」を・・・

自家製ミックスフルーツに加え・・・

CIMG9006.JPG
 ↑
この、ミックスフルーツが入ったライ麦パンを・・・・
CIMG9012.JPG
  ↑
こんな、朝焼けの空を見た日に・・・

野の花石窯で,、焼いていました。
CIMG9056.JPG
今月の石窯の火入れが終了し、少し脱力の今日此の頃・・・・・・・

::::::::
脱力しつつも、
今朝遅まきながら、バジルの種まきをしました。


2009年6月26日

水無月の石窯ぱん

先週末より三日間、野の花石窯に火が入っておりました。

その時焼いたパン達・・・
CIMG9360.JPG
↑ 表面に、ブルーポピーシードたっぷり・・・
「青のバケット」
CIMG9356.JPG
今月の食パンは、黒ゴマ入り。
CIMG9354.JPG
そして、小さな石窯パンは生姜の甘煮を入れました。

その他に、セミドライ無花果入りのパンも焼きました。CIMG9361.JPG
今月も、ご予約のお客様に無事お届け出来てほっとしています。

この季節石窯でパンを焼くのに必要なものは・・・・・・・

何より体力&気力、そして水分補給。

2009年8月16日

小さな石窯デビュー

先月末の事ですが・・・・

小さな石窯が新しく完成しました。
CIMG9634.JPG
石窯だからこそ出来る、とびきり美味しいお料理を多くの方に体験して頂きたい。

パンやピザだけでは無い、多くの事が出来る石窯。
気軽に愉しくて美味しい時間を演出できる小さな石窯。

石窯の可能性を探る、広める、第一歩となる小さな石窯です。

その石窯で行われた体験教室には、県内外より多くのお申し込みを頂き、早々に満席となり
石窯への感心の深さを感じました。

私自身も、久しぶりの石窯お料理となり、はりきってメニューも盛りだくさん。
CIMG9652.JPG
↑ クルミとカレンズ入りの、プチパン。
CIMG9656.JPG
↑ 石窯の定番メニュー・・・ピザ
CIMG9657.JPG
↑ チキンのスパイス焼
CIMG9645.JPG
↑ ぼっちゃんかぼちゃの丸焼き。
CIMG9638.JPG
↑ 石窯で焙煎した、胡椒とコリアンダーを、みんなで石臼で挽いているところ。
(香りが素晴らしい)

これを、石窯で丸焼きにしたじゃがいもにかけたり、シンプルピザや鶏肉にかけたり・・・・。

その他、ナスの丸焼きや、
桃のコンポートを石窯で軽くセミドライにして、アイスクリームに添えたり・・・・・


大きな石窯での最後の体験教室から二年半。

その時にご参加の方からは、あの味、あの感動を再び。

そして、今回初めて石窯を体験された方からは、想像以上の石窯料理に驚きと感動のご感想を頂きました。


******
シンプルなお料理だけに、その素材の素性がものを言う石窯料理。

美味しいだけではない、私が感じている石窯の魅力・・・・

石窯が、今の世の中だからこそ必要とされる存在なのかもしれないと感じるその理由は、→ ポチッ


2009年9月22日

先日石窯で焼いたパン

先週の事、野の花石窯に火が入っておりました。
CIMG0149.JPG
秋晴れに恵まれ、気持ちの良い石窯日和に焼いたパン達をご紹介します。

CIMG0156.JPG
↑ ライ麦や、全粒粉、スペルト小麦等がブレンドされたシンプルで甘くない生地に、
ほんのり甘い大納言の入った小さな石窯パン。

CIMG0160.JPG
↑ ライ麦が三割、その他にスペルト小麦等ブレンドしたシンプルなパン生地に、
セミドライの白いちじくをたっぷり入れました。

どこを切っても、白イチジク登場!!です。^^

CIMG0169.JPG
↑ 石臼挽き全粒粉がブレンドされた生地に、胡桃入り。

とっても香ばしい石窯パンです。

CIMG0188.JPG
↑ こちらも石臼挽き全粒粉入りの、食パン。

ファンの多い石窯食パンです。

そして、今月の「野の花便り」越前和紙の包装はこちら → ポチッ


2009年11月17日

癒しの炎のお裾分け

今朝早く、「野の花便り」の石窯パン焼き込みの為に
野の花石窯に火が入りました。
CIMG0708.JPG
癒しの炎を、PC前の貴女様へお裾分け。

2009年11月21日

石窯で焼いたパン達

昨日、石窯での焼き込み及び「霜月 野の花便り」お届けが無事終了。

焼いていたのは、こんなパン達。
CIMG0732.JPG
↑ とってもとっても、香ばしいカレンズノア

CIMG0731.JPG
クリームチーズステック。

挟んであるのはこれ ↓ クランベリー、クリームチーズ、自家製夏みかんマーマレード。
CIMG0719.JPG

そして小さくて丸い、季節の石窯パン。↓
CIMG0739.JPG
その中には、自家製柚子マーマレードと松の実がたっぷり。
CIMG0729.JPG
どのパンもお届けした先で、皆様に気に入って頂けたとしたら嬉しい限りです。
CIMG0726.JPG


2009年11月30日

小さな石窯体験教室

古い古い小屋を改装し、小さな石窯を体験して頂く場所が出来ました。

CIMG0830.JPG
↓ 小さな石窯も、ステキな扉がついて移築完了!
CIMG0832.JPG
先日この場所で、「小さな石窯体験教室」が開催されました。
CIMG0841.JPG
石窯も熱くなり、お客様をお迎えする準備万端!?
CIMG0846.JPG

CIMG0861.JPG
石窯は、素材そのままのお料理が得意です。
(余分な小細工不要。)

この日のメニューは、野の花ブログをご覧下さい。→ ポチッ
CIMG0873.JPG
とびきり美味しいお料理も石窯の魅力ですが・・・

一番の魅力は、「石窯時間」

ゆるやかに流れるその時間の中で、人と人とが緩やかに、穏やかに繋がりあっていく。

それは、石窯ならではの空気感。

小さくてもこの石窯は、みんなのお腹を満たす事以上に、とっても良い役割を果たしています。

これから、この場所で、この石窯で・・・・・・何かが始まる?何が出来る?誰と出会う?

2009年12月24日

石窯シュトーレン

「☆★☆ メリー クリスマス ☆★☆」

CIMG1000.JPG
石窯シュトーレンを食べ終えて迎える イブ。
CIMG1021.JPG
ご予約頂いた皆様に先週お届けした、野の花石窯で焼いた、沢山のシュトーレン・・・・・
(野の花シュトーレンは、とても大きく福井サイズです。)
CIMG1020.JPG
多分もう皆様のお腹に納まり、

昨日今日あたりは、クリスマスケーキで愉しいひと時なのでしょうね。^^

皆様、どうぞ素敵なクリスマスを・・・・・。

2010年2月13日

小さな石窯プロジェクト

昨年より、ボチボチと始動しはじめた”小さな石窯”

石窯と出合って十年弱、
これまで幾つかの様々な大きさの石窯を扱い、最終的に決めたこの大きさ。

(石窯にしては)割と手軽で、料理もパンもピザもデザートもこなせる。

そして、それなりの人数にも対応できて、石窯時間も楽しめる万能選手。

CIMG1596.JPG
【小さな石窯プロジェクト】(小さなは、石窯とプロジェクトの事)
↑ 間もなく(勝手に)始まるのだけれど、
始めるにあたり、どうも説明できる言葉が見つからない・・・・・。

思いつくけど、どれもなんだか少しズレを感じる。


石窯と関ってきた時間を振り返ると、
どんな言葉で説明するよりも、
この石窯から出てくる食べ物を一口ほうばればそれで全てが理解してもらえる場面がいくつもありました。

そうでした、今石窯に心寄せてくださっている方々、みんなそうでした。


ので決めました。
CIMG1598.JPG
言葉も説明もなし。

「食べて皆さまに感じて頂きましょう。」


こんな世の中だからこそ、大勢で美味しい物食べて、
時に思うに任せない石窯時間を、ゆったり愉しみましょう。
それで十分じゃない☆

感じなくともそれはそれでOK。
もし感じる事があったら、それも様々で結構じゃありませんか。^^

何かを感じて頂ける食べ物が石窯から生まれる様、今後も私は努力致します。


という事で、【小さな石窯プロジェクト】・・・

間もなく扉が開く予定であります。

2010年3月29日

小さな石窯体験メニュー 03.2010

28日(日)に、小さな石窯体験教室が開催されました。

主催していると、なかなかカメラを持つ余裕がなくて、画像は少ないのですがメニューをご紹介致しますね。

最初は、「きたあかり」と「インカのめざめ」ジャガイモ二種の食べ比べ。
石窯ベークドポテトは、石窯体験の幕開けには欠かせない。
石窯で焙煎し、石臼で挽いた塩胡椒と共に・・・・
中身ホクホク、皮香ばしく、胡椒がピリッ
CIMG2542.JPG
パンは、カンパーニュと、カレンズノア。
そして、蕗の薹味噌ピザ。
CIMG2546.JPG
タイミングよく、教室開催中に、初物の掘りたて筍を頂きました。
これは、今食べねばなるまい!! という事で、石窯で丸焼き。
CIMG2558.JPG
前日に作っておいた石窯ハム。
(塊の画像が無いのが残念)

春キャベツのサラダには、畑で冬を越したイタリアンパセリの幼葉を入れてみました。

そしてメインは・・・
CIMG2545.JPG
インドネシア風 タンドリーチキン。
ブレンドのスパイスは、インドネシア料理「アヤムクニンゴレン」と同じです。


今回は、合計三種類のジャガイモの味比べ。CIMG2550.JPG
一度石窯で焼いた「メークイーン」を、半分に切り、その間に厚切りベーコンと・・・
あの!!「鴨さんの卵」で作ったマヨネーズを乗せて、庭に出てきたチャイブをあしらい再度石窯へ・・

そしてデザートは、手作りアイスクリーム
CIMG2553.JPG
昨年夏に作った「桃のコンポート」を、石窯にしばし入れて軽くセミドライに。
その他、ベリーソースや、イチジクと林檎のスパイス赤ワイン煮等、
お好みでアイスクリームと共にお愉しみ頂きました。

========
無事に終了した事、
ご参加の皆様と、石窯&素材達に感謝致します。

体験時の様子は、こちらをご覧下さい。→ ポチッ
=============
今回は、三種類の十勝のじゃがいもを使わせて頂きました。

忘れてはいけない、昨年の長雨と天候不順。

美味しいジャガイモを使わせて頂けるのは、本当にありがたい事です。
その陰には、見えない様々なご苦労がきっとあるはず。
送られて来たじゃがいも達の表情は、そんな事も語りかけている様に感じました。


 

2010年4月19日

「文明の利器に頼らない」という事は・・・

人の力の及ばない所もあるという事。


今朝、明日からの石窯パン焼き込みの為に
石窯に火が入りました。

文明の利器なら、スイッチポンで暫く待てば希望の温度になるが

野の花石窯は、希望の温度にする為に今日一日必要。
しかも、本当に希望通りになる確約は無い。

だから必然・・・・

CIMG2959.JPG

薪をくべながら、祈るキモチになる。

「どうぞ、今月も美味しいパンが焼けますように・・・」


2010年6月15日

ストーンオーブンで焼くと・・・

野の花工房 小さな石窯

CIMG3714.JPG

この小さなストーンオーブンで焼いた・・・

CIMG3752.JPG

トマト ↑

CIMG3773.JPG

カンパーニュ  ↑

CIMG3774.JPG

鴨さんの卵  ↑


===================
小さいけれど、この石窯なかなかやるのです。

石窯から出てくる食べ物の表情が、どれもこれも生き生きしている。

この石窯に、このやり方に辿り着くまでに費やしてきた時間、
そして数々の試行錯誤・・・

それもほぼ終わり、目指す完成形に近づきつつある事を感じるこの頃ですが・・・


さて、この石窯の良さをどう正しく広めていくか?

↑ ここ 大きな課題デス。


今までは、一人でチマチマ
これからは、どなたかの力が必要でしょう。

さて、そのどなたかは・・・どなた??

2010年7月24日

石臼胡椒

焙煎した、白と黒の胡椒とコリアンダー

CIMG4097.JPG

インドネシアより持ち帰った石臼で潰す。

CIMG4099.JPG

カキンコキン、石と石がぶつかりあう音
インドネシアの台所の音。

潰れるにしたがい、食欲をそそるスパイスの香りがたち込める。

CIMG4100.JPG

粗挽き胡椒、先ずは目玉焼きに・・・・

=============

沢山作った石臼胡椒は、石窯パンに入りました。 → ポチッ

2010年9月 6日

石窯でじっくり焼くと・・・

5日(日) 猛暑の中行われた「小さな石窯体験教室」

石窯の遠赤で焼いただけの カボチャ

CIMG4905.JPG

スプーンで ぽってり甘く凝縮されたかぼちゃをすくい 一口。
 
カボチャの概念が崩れる。

そして、暑い時こそスパイスが効いた タンドリーチキン石窯焼。
(味付けはインドネシア風。)
CIMG4912.JPG

遠赤で弾けるスパイスの香りと、お肉のジューシーさ。

暑さも吹き飛ばす、特別な石窯料理。
その他の詳しいメニューは、野の花HPブログでご紹介しています。


2010年10月11日

石窯 焼き芋

【小さな石窯を愉しむ体験教室】が開催されました。

最初皆さまをお迎えしたのは・・・・
CIMG5242.JPG

石窯やきいも
CIMG5243.JPG

アツアツ 

CIMG5245.JPG

ほくほく

CIMG5283.JPG

今回も 野の花工房 【小さな石窯】 いい仕事してくれました。

その時のメニューは コチラ → ボチッ

2010年10月13日

石窯デザート 秋メニュー

小さな石窯を愉しむ体験教室。

秋のデザートメニューは、初登場のレシピ
CIMG5262.JPG

林檎(紅玉) 葡萄(巨峰) 無花果にお砂糖をまぶし
深さのある天板に入れて ざっくり混ぜたら 石窯へ入れるだけ。
CIMG5273.JPG
果汁が十分に出て来たらOK!!
CIMG5274.JPG

 ↑ これだけでも 十分に美味しいのですが、今回は更に・・・
 
CIMG5276.JPG

栗のアイスクルームと、渋皮煮を追加。

石窯デザート 新しいレシピは、今後も活躍しそうです。

あまりに美味しかったので、レンジでも出来るレシピも作ってみました。
是非 お試し下さい、 → 「秋の果物 レンジでグラタン」

2010年10月20日

石窯パン焼けてます

昨日から大きな野の花石窯に火を入れて
温度をゆっくり上げていき・・

今朝から「野の花便り」の為の 石窯パン焼き始めています。
CIMG5357.JPG

 ↓ 石窯に入る前
CIMG5360.JPG

 ↓ 石窯から出てきた所・・・
CIMG5362.JPG

中には五穀 表面は種のパン。

香ばしく焼きあがりました。

2010年10月23日

五穀の入った種のパンに挟む

石窯で焼いた 中には雑穀、外は種のパン

CIMG5400.JPG
 ↑ 断面

そのパンで、サンドイッチ。
CIMG54011.JPG
 
パンを切る時に、どうしても表面のタネが落ちてしまう。

そういう時は、その場でお口にポイッ! もしくは・・・
一緒に、挟んでしましましょう。

CIMG5403.JPG

具は 冷蔵庫にあるもので!

軽く焼くと 更に美味しい☆

2010年12月12日

石窯とのリズム

炎 パチパチ


CIMG6029-1.JPG

酵母シュワシュワ

CIMG6027.JPG

どちらも、気持を穏やかにし・・・・

そしてどちらも・・・

私に緊張を強いるもの。

======***=====****===
間もなく、石窯シュトーレンの焼き込みが始まります。

今月はいつもと違うリズム。
======***=====****===

2010年12月17日

石窯シュトーレン

今週初め頃より 野の花石窯にて
シュトーレンの焼き込みに入っておりました。
CIMG6057.JPG
空焼きした胡桃と、時間をかけて漬け込んだフルーツ。


そして更に色鮮やかなドライフルーツも加える。
CIMG6084-1.JPG

これらが、パン生地に包まれて石窯に入り
石窯内の遠赤効果で、その香りをパン内部に拡散。

焼き上がり後には、甘酸っぱいジャムでコーテング。

CIMG6065-1.JPG

フルーツなくしてはありえない、
野の花石窯シュトーレンです。

その後、粉糖で仕上げ包装し
発送&お渡しとなるのですが、

その頃には周辺も、こんな風景に・・・

CIMG6104.JPG
 
=☆クリスマス仕様になった玄関前の植木 ☆=

2010年12月20日

クリスマスカラーの越前和紙

石窯シュトーレンの最後の仕上げは

クリスマスカラー、箔入りの越前和紙で・・・
CIMG6093-1.JPG

この和紙は、製紙業を営む同級生が調達してくれました。

こういう環境、本当に有難い。


CIMG6087.JPG
石窯と向かい合い無事に焼きこみを終え、
予定通り送り出す事が出来て

今は、只只ホッとしています。


=====☆☆=====
ちなみに、野の花工房 石窯シュトーレンは
全国的なシュトーレンのサイズよりかなり大きめ。

福井県民は、食べ手、焼き手共にこれくらいないと物足りなさを感じてしまう。

福井県民サイズとなっています(笑)
=====☆☆=====

2011年1月26日

旅をした木の最終章

野の花工房の石窯の燃料は、

【役目を終えた樽材】

縁あって、使わせていただいているのですが
扱えば扱うほど、その木の"魂"
なんとなく感じていました。

野の花石窯から、焼かれて出てくるパン。

木は燃え尽き、煙突から上空へ立ちのぼり形を亡くしてしまうけど
最後、焼かれたエネルギーは、
野の花石窯パンへと伝る。

=====================
先日のフードソムリエさん新年会での乾杯は、
【響】
円熟した香りと、ソフトな口当たり。
ウイスキーで乾杯も素敵です。

CIMG6376.JPG
いらしていたサントリーさんから、
ウイスキーについて、そして樽についてお話を伺うことが出来ました。

CIMG6457s.JPG頂いたお土産。

CIMG6461.JPG

Q、樽材の木は主に何でしょうか? 木の名称と原産国を教えて下さい。

   ⇒樽材には基本的にオークという木を使用しております。 サントリーの樽にはアメリカ産のホワイトオーク、スペイン産のスパニッシュオーク、日本産のミズナラを使用しております。

Q、樹齢何年位の木が、樽材として切られるのでしょうか?

   ⇒樹種によって異なりますがミズナラの木を樽として使用する場合は直径70cm以上のものを選別しますので大体樹齢200年くらいのものになります。

    ホワイトオークの場合は成長が早いです。 樹齢100年のものなどを使用しております。

Q、樽に一度仕込むと、平均何年位寝かすのでしょうか?

  ⇒ こちらもウイスキーによって異なります。10年未満のものから50年以上のものまで存在します。

Q、樽材は再び組み直すと聞いていますが、平均して何回位組みなおされるのでしょうか?

   ⇒アメリカ入ってくるバーボン樽180Lを230Lに組み直すことはしていますが、組みなおすということは頻繁にはしてません。    

Q、樽として使えなくなった樽材は、使えるものは主に何にリサイクルされているのでしょうか?

  ⇒樽材をしようした家具などにリサイクルをしています。
「樽ものがたり」ホームページをご参考にしていただければと思います。
 
==============================
CIMG6460.JPG 

使わせていただいているこの木は、
百年以上(もしかしたら二百年以上)前の木

益々大切に、
そしてこの木に相応しいパンを焼かねばと神聖な気持になりました。

石窯や薪、酵母、小麦と対話をし、
それぞれを調和させる事が私の使命

旅をした樹の最終章は
野の花工房

何の根拠もないけれど、ちゃんと使命を果たせば
野の花石窯パンを召し上がった方の 
何らかの力になっていく。
そう感じています。

=============================
CIMG6379.JPG
私の(しつこい?)質問に、親切に丁寧に答えてくださった
サントリーの中谷様、有難うございました。

新年早々の素敵な出会い、長年の薪に関する疑問が解け
気持新たに、石窯に向かうエネルギーを頂きました。


薪窯でパンを焼くという事は本当に大変な作業。

割に合わない様々な事柄は
自分が決めたことなので他言せず自己消化すると決めている。

が、時に消化不良を起こしそうにもなったりもする・・・・。

でも、


この薪が私に与えられる限りは、
続けていく努力をしていこうと思っています。

様々なあらゆる事にアリガトウ

食工房 野の花 佐々木京美 



2011年2月 3日

夜明け前の曲

野の花石窯火入れ時 夜明け前の曲は【GAIA SYMPHNY Ⅲ】

その場」の空気感に調和し、
なんとなく心地良いと感じてかけています。

CIMG6478.JPG

動画を検索してみました。


【人生とは、何かを計画している時起きてしまう別の出来事】

【人間の想像力は、単なる絵空事ではない。
 人は心に描いた事を必ず実現する。その為に神は人間に想像力を与えたのだ。】

【目新しいものを追うのでは無く、過去との繋がりを取り戻す事が、新しい文化になると思う。】

【もし母なる星ガイアが、本当に生きている生命体であるとするなら、
 我々人類はその心。すなわち想像力を担っている存在なのかも知れない。
 だとすれば、我々一人一人が今ガイアの未来にどんな姿を描くかによって
 現実の未来が決まってくるのではないでしょうか?  】

================
心に留まったので、自身の為に記しておきます。

2011年2月28日

石窯番外編

先週は、野の花石窯に火が入っておりました。

ご予約頂いた「野の花便り」の石窯パンを焼くためだったのですが
今回は、とある集まりの為に番外編も焼き込み。

先ずは、窯の温度を上げていく途中に・・・

CIMG6711.JPG

石窯ハム塊

切り口は以下・・・
CIMG6708.JPG

ほほ(^^) 調理者としての責任上、味見はしないとね。
(端っこを、目立たないように切るのも技のうち)

で、焼き込み最終日。
最後の、野の花便りの石窯パンを焼き終えてから
その集まりの為に 〆で焼いたのは・・・

CIMG6752-1.JPG

カンパーニュ。

これからのお二人の為に、幸多かれとの願いを込めて・・・・

==============
今月の「野の花便り」越前和紙の包装。 → ポチッ 

2011年5月 1日

石窯料理

GW初日、
野の花工房にて 「小さな石窯体験教室」入門編が開催されました。

その時の、石窯料理をご紹介しますね。

CIMG7515.JPG

↑ 石窯焼き芋

CIMG7522.JPG

↑ カンパーニュ
CIMG7525.JPG
↑ 焼きトマト&カマンベールチーズ

CIMG7542-1.JPG
↑ タンドリー&石窯焙煎胡椒チキン

CIMG7549.JPG
↑ 石窯焼き葡萄、庭のミント香添え。

そして、この日のサラダは・・・
CIMG7535.JPG
福井のグリーンサラダ&スパイスを効かせたピクルス。

他には、胡椒を焙煎したり、珈琲を焙煎したり・・・。

石窯料理はどれもこれもダイナミック。
(大雑把とも言え、そこの所が私向き(笑))

そして、石窯料理のスペシャルな美味しさもさる事ながら
一番の贅沢は、ゆったり流れる石窯時間。

火を使うという原点回帰な時間を、
みんながほんの暫くでも過ごしたら・・・・・・・


何かが変わるかも。

========
その時のしつらいは、コチラ → ポチッ

プロフィール

石窯料理研究家、
日々の料理家 佐々木 京美

自宅隣に設けた、手作り石窯のある「野の花工房」を主宰。
自然と食材に恵まれた福井で、日々日常の料理を愉しむ。

最近のコメント

<発酵の力は底力>...

by 野の花(02月11日)

ご紹介ありがとう~...

by 福を呼ぶ 福千歳(02月11日)

昨日夕方のローカル...

by 野の花(01月26日)

チラシがそろいもそ...

by かおり(01月26日)

実は、同じ福井なの...

by 野の花(01月26日)

こんばんは~!食べ...

by 福を呼ぶ 福千歳(01月25日)

そうなんです。

by みよ様(12月24日)

MovableType