2010年03月06日

二十四節気<啓蟄>

雨の啓蟄となりました。
白梅が見ごろを迎え、既に蛙の恋が始まっています。。
先日の暖かな日を待っていたかの如く、穴から這い出して 池にプカリ。
既に卵を産んでいました。
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陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)
冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味です。

もう、間もなくでしょう。
桜も銀杏も随分と蕾がすこーしばかり膨らんできました。
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関東の野菜はまだまだ端境期。
八百屋泣かせの季節です。(苦笑)
根菜類が終わり、関東の春野菜が出てくるまではもう少しかかります。
山椒の枝はまだ硬く閉ざしたままでした。
でも、九州や四国の暖かい地域では、山菜や筍、つくしなどの声が聞こえ始めています。


早く出てこないかなぁと ウズウズ。
草木や虫もこんな気持ちなんですかね??(笑)
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2010年02月27日

いよかん

おへそに手をかけて、皮を一枚むいた瞬間、
ほわっと爽やかな甘酸っぱさが香るいよかん。
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日本で生産される柑橘類では、温州みかんに次ぐ 生産量があります。
生産地はダントツ愛媛!
松山市を中心に生産が伸びたことから、伊予の国⇒いよかんと命名。
いよかんの原産は山口県。明治時代に山口県阿武郡で発見されたのが最初だそうです。


手で薄皮を剥かなければならないので、敬遠されがちですが、
ぱーっつと目が覚めるようなジューシーさは 後引く美味しさです。




愛媛の生産者さんに特徴や目利きを伺いました。
いよかんの特徴は独特の香りにあるので、それを楽しんでほしいとのこと。
確かに、先日 スイートポテトを作ったときに、
いよかんを使ったところ、口の中に香りが広がります。
果肉そのものを食べるより、香りを感じられたように思いました。


目利きは重たくて光沢のあるオレンジを選ぶと良いそうです。
無農薬で過酷な環境の中、つやのあるものは
木そのものが元気な証拠だとか。


さらに、ここの農家さんは収穫後、ベッドで寝かせるそうです。
こうすると、水分が飛び、追熟するそうです。


最盛期を迎える 多種多様な柑橘類。
季節が移ると共に、柑橘の種類も変わっていきます。
どこで、どんな風になっていたのかなぁと想像しながら食べるのが
最近の楽しみです。

2010年02月19日

二十四節気<雨水>

今朝も厳しい冷え込みとなり、霜が降りていましたが、
日差しとともに和らいできました。
冷たい空気の中にも、どこか緩みを感じます。
優しい日の光のせいでしょうか?
梅が見ごろを迎え、木々の芽も膨らみ始めています。
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野菜も少しずつ、春らしくなってきました。
セリ、ミツバ、クレソン そして2日前からはセロリが漸く届きました!
体もそろそろ、苦味が欲するころですが、
山菜を食べるには まだ味が乗らないので、こうしたセリ科の香りと
ほうれん草やカキ菜などの青菜と共に 旬を楽しんでください。
九州からは 豆類が出始めていますよ!
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陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)


空から降るものが雪から雨に変わり、雪も溶けだす頃という意味です。
春一番も間もなくでしょう。一番、二番と強風が通り過ぎると、
大地が揺さぶられ、芽吹きの合図となります。
氷が溶け、水が染み出し、草木が、虫が這い出します。
やがて桜が咲き、葉が茂れば 鳥は卵を孵します。
そうやって、1年のストーリーが流れていくんですね。
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今年は春が少し遅いようです。
昨年は13日には春一番が観測されていたのですが、今年はまだ冬将軍が頑張っているようです。
でも、街路樹の根元ははこべが沢山出てきていますね。
今年は東京にも沢山雪が降りました。
2月の降雪は平均3.5日。今年は9日も降っているそうです。
来週は少し暖かくなるようですね。


薄手のワンピースを窓辺に飾り、
待ち遠しくおもっております。^-^
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逃げられてしまいましたが、猫が6匹も日向ぼっこしてました。

2010年02月04日

二十四節気<立春>

とっても寒い春のスタートとなりましたね!
昨夜は雪が舞い、今朝は霜が高く、氷が張っていました!
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でも、草木は寒さに負けず、花を開き始めています。
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今日は「立春」です。
二十四節気の初めの節で、暦の上ではこの日から春となります。
旧暦では立春から新しい年がスタートするので、現在に残る習慣は
この日を軸に節目や行事があります。
「♪夏も近づく 八十八夜」も立春から数えて88日。
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野菜の世界に入って、季節や旬というものをより身近に感じるようになりました。
1年、1年 同じように巡る季節を見ていると、
だんだん、立春が季節のスタートになっているなと感じるようになりました。
2週間前の<大寒>では 歩いていて悲しくなるほど 閉ざされた感がありましたが、
今朝は霜も高く、シンとした寒さでありながら、湧き上がるようなエネルギーを感じられ、
「春告草」と呼ばれる梅をはじめ、ちらほらと花が咲き始めています。


春の気たつを以て也(暦便覧)
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暫らくすれば 今年最初の南風「春一番」が吹きますね。



気持ちが浮き立つ陽気に誘われて、薄着になりがちですが、
まだまだ寒いので、風邪にはご用心を。

2010年01月24日

春の兆し

今朝 一輪 梅が咲いていましたよ!
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2010年01月20日

二十四節気<大寒>

昨日、今日は 珍しく暖かく小春日和ですね。
店(八百屋 瑞花)にいても、日が優しく入り込み、火をつけなくても暖かです。


とはいえ、「寒の内」。そして今日は「大寒」を迎え、寒い日々が続いています。
先週は本当に底冷えが続き、手足の冷たい私は、 足の指に霜焼けが!!
痒ーい!痛ーい!!(苦笑)
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冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)
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まさしく 冷えることが甚だしいこの季節。
味噌や凍り豆腐、お酒などを仕込むに 大切な季節です。


瑞花でも2月に「味噌造りの会」を開きます。
自分で選んだ塩をご持参頂いて、こだわりの手前味噌を造ります。
秋まで熟成させて、どんな風に仕上がるか楽しみですね!
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↑紫陽花の芽


それもあと2週間。
立春を迎えれば、寒くとも気分は少々緩みます。


太陽の力も、少しずつ強さを増してきてきているのを感じます。
梅の花も ほら、間もなく咲きますね!
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2010年01月19日

雲仙こぶ高菜

1月2月は端境期(はざかいき)。
端境期とは、次の季節の野菜が収穫前で、商品が品薄になることを言います。


とはいえ、今 旬を迎えるブロッコリーやカリフラワー、キャベツは絶品ですし、
今しか出てこない野菜もあります。
特に、青菜はいろいろ出てきますよ!
葉茎の甘みと程よい苦味、青い味の違いを是非楽しんでください。




今日はその中の1つ。雲仙こぶ高菜をご紹介します。
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葉茎にコブがあるのでこぶ高菜。
長崎雲仙の地野菜です。

なんとも、このコブが美味しい。
青梗菜の葉茎のような甘みがあり、葉もしっかりと濃い味がします。
油との相性が良いので、炒め物に向いています。
葉と茎を分けて刻み、生姜やニンニク、キノコなどと炒めます。
中華風にしてよし、オイルパスタにして良し^-^


雲仙という土地柄、マグマのエネルギーを多く吸っているのでしょうか?
届いた箱を開けると、暖かく熱を持っています。




実はこのこぶ高菜、フローフード国際協会の「味の箱舟」に認定されています。
どういうことかというと。(下記はスローフードジャパンよりhttp://www.slowfoodjapan.net/)


○5つの認定基準


1.その生産物が、特別においしいこと。
(この場合のおいしさとは、その土地の習慣や伝統を基準にすること)


2.その生産物が、ある特定の集団の記憶と結びついたものであり、
ある程度の長い年月にわたって、その土地に存在した植動物の種であること。
また、その土地の原材料が使われた加工、発酵食品であるか、
あるいは、地域外からの原料であっても、その地域の伝統的製法によるものであること。
(この場合の記憶や年月は、現地の歴史に照らし合わせて判断する)


3.その地域との環境的、社会経済的、歴史的つながりがあること。


4.小さな作り手による、限られた生産量であること。


5.現在、あるいは将来的、消滅の危機に瀕していること。




×3つの禁止事項


1.遺伝子組み替えではないこと、遺伝子組み換え食品が生産の一部にも一切、関与していないこと。


2.トレードマークや商業的ブランド名がついてない生産物であること。


3.選ばれた後も、スローフード協会のロゴやかたつむりマークを、直接、食品に掲載してはならない。




岩崎農園の岩崎政利さんが かつて栽培していたこぶ高菜が畑に自生ししていたのを発見し、
それをきっかけに地域で栽培するようになったとか。
現在では地域をあげて、栽培に力をいれておられます。
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まあ、薀蓄ともかく 美味しいので、お店にも並べており
好評を頂いております。




昨今、見直され始めた地野菜ですが、
戦後 発展途上の段階で規格品でないために、
栽培されなくなってしまった野菜が多くあります。
その土地の風土気候に相応しく育つ野菜は、
手を多くかけなくても、強く育ちます。
そして、そこに根付く文化と共に歩んできたはずです。


これらの野菜の復活は、文化継承とともに
ご当地ものとして、食しに訪れる楽しみにもなりますね!

2010年01月05日

二十四節気 小寒

一陽の春。
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今日から「小寒」です。
「寒の入り」とも言い、節分までを「寒の内」と良いびます。
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冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧)


一年で最も寒さの厳しい季節。
でも、春の兆しを見つけました。
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2010年01月03日

謹賀新年

明けましておめでとうございます!
今年も元気で過ごせ、素敵な年になるように祈るばかりです。


築地御厨の内田が今年もお節料理を作ってくれました。
昨年よりも彩りも豊かに、可愛らしいものに仕上がりました!!
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今年も季節のこと、野菜のことを発信して参りたいと思っていますので、
どうぞ宜しくお願いいたします!

2009年12月22日

二十四節気 冬至

ゆず湯の準備はOKですか?
今日は冬至です。
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瑞花ではお風呂用に安い柚子を沢山用意しました。
今週は初霜を観測したほど寒く、身体が冷えていますから、
柚子の香りでリラックスし、ゆっくり身体を温めて頂きたいと思いました。
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ゆず湯に入るのはとても意味があります。
東京ガス 都市生活研究所の調べでは、ゆず湯とさら湯に入ったときの
ノルアドレナリンの血中濃度の比較をしており、
ゆず湯はさら湯にくらべて4倍以上になるとか!
ノルアドレナリンとは血管の拡張に関与している成分で、濃度が高いことは
血管が拡張して 血液の循環が良くなっているというわけです。
身体をほぐし、冷え性や神経痛、腰痛などが和らぎます。
これは柚子の芳香成分であるリモネンやシトラールが作用するようです。


この他、柚子には喉の炎症を抑えたり、
殺菌作用、美肌や保湿効果もあるようですね。


ゆず湯とは本来は禊(みそぎ)の意があります。
生命の再生の願いを込め、運を呼び込むために身体を清めていたことから始まります。
柚子はちょうど旬を迎え、香りが高いことから邪気を祓う意味もあります。
さらに「冬至」=「湯治(とうじ)」や「柚子」=「融通(ゆうずう)が利く」という
語呂合わせもあります。


ゆったりとリラックスし身体を温め、新しい気持ちで毎日を元気に迎えたいものです。


さらに、冬至といえば、かぼちゃを食べなくては!
運を取り込む「なんきん(南瓜)」と邪気を祓う「小豆」(今回は前川金時ですが。。)
いとこ煮作ってみました。

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プロフィール

矢嶋文子

調理師。“良い食事は人を笑顔にする魔法“と食、特に味覚教育に関心を持つ。現在、築地御厨(青果卸店)内田悟、Convivialete Miyagawa宮川順子に師事。2009年八百屋瑞花オープンさせる。

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