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盛り付け方でこんなに変わる!いつもの食卓をワンランクアップ 盛り付けのキホンとコツ

【手持ちのお皿を使いこなす1】 平皿編

ご家庭に必ずあると思われる「平皿」。定番のお皿ですが、なかなか器の良さを生かしきれず、料理を盛りつけたら「あらら!?」なんだかイマイチな印象に…。
せっかく美味しく出来たのにこれではなんだか残念。

今回は料理研究家の山口はるのさんに平皿を使って料理が美味しく見える盛り付けのキホンとコツを教えていただきました。

イマイチな例…

こちらの写真、ボリューム感があって美味しそうなのですが・・、なんだかのっぺりとしていて高級感にかけると思いませんか?
折角の特別感のある“ステーキ”、これでは普通っぽいですよね。
今日はレストランのようなスタイリッシュな盛り付けにするコツをお伝えしていきたいと思います。
ポイントは“余白”と“高さ”

この盛り付けがいまいち・・・と感じてしまう理由はこの2点にあるのです。

盛り付けのポイント 美味しそうに見えるコツ

“余白”と“高さ”

“余白”とは、盛り付ける料理の大きさや分量に対しての器の隙間のこと。
一般的には無地が基調の器の場合には、料理が6~7割くらい占めるくらいがすっきりと安定しているといわれています。
ただ季節やシーンにより、その割合を変える事もポイントです。
例えば夏場なら余白をもっと多めに取るとすがすがしい印象になりますし、冬場なら逆に余白をもっと少な目に取ると暖かい印象になるのです。

まず“余白”が多めで、“高さ”を高くすると“スタイリッシュでエレガント”な印象になります。

写真はカットしたステーキを井桁に積んで高さを出しました。
このように大きな料理を小さく小分けにして盛り付けるというテクニックもスタイリッシュに見せるコツです。
例えば普通のコロッケ。作るときに小さな丸いコロッケにして、高く盛り付けるだけでも、ぐんと特別感のある一品に変身しますよ。

余白は“少なめ”で高さは“高く”

実は“余白”少な目でも“スタイリッシュ”さを演出することは可能です。
“余白”を少な目にするとボリューム感がアップし、ダイナミックな印象となるので、大勢でのパーティの時などにお勧めです。

こちらは“余白”少なめで“高さ”を高くしました。

大き目の平皿にたっぷりと盛り付けたい時や、ダイナミックな印象を与えたい時の盛り付け方で、棒棒鶏などにお勧めです。

余白は“少なめ”で高さは“低く”

そして、こちらは“余白”少なめで“高さ”を低くしました。
このように平面に盛るときは、真上から模様を描くように盛り付けると“スタイリッシュ”な印象になります。
スモークサーモンやカルパッチョなどにお勧めの盛り付け方です。

これらの写真、すべて同じ皿に同じ料理を盛り付けているのですが
盛り付け次第でこんなにイメージが変わってしまうなんて、びっくりでしょう!


盛り付けエトセトラ

ソースで演出する

もっと素敵にレストランぽくしたいときにお勧めなのが“ソース”の演出。

多めにとった余白にソースを描くだけで特別感がアップです!

ティースプーンでソースをお皿に落とし、スプーンをスッと引くとキレイに描けますよ。
キャンバスに見立ててチャレンジしてみてくださいね。

とろみをつけたバルサミコ酢とオリーブオイルをたらすだけでも、ぐ~んと特別感がアップします。

塗り刷毛を使う

また、ご家庭にある普通の“塗り刷毛”は、実はソースを描く時にも使えます。

ソースをさっと一塗りするだけで、スタイリッシュな一皿に変身です。

こちらの写真、上と同じ皿に同じ料理を盛り付けています。

ソースの描き方ひとつでもこんなに表情が変わるのです。

料理家紹介

山口はるの
山口はるの
料理教室"spring' kitchen"を主宰する他、レシピ考案やイベントの講師などのお仕事もさせて頂いております。 "スプリング"キッチンという名前の由来は、いつでも春のように穏やかでありたいという願いと自身の名前"はるの"から付けました。 皆さんに美味しいレシピをお届けするために・・そして皆さんと一緒に素敵な時間をずっと共有出来る為に・・感謝の気持ちを忘れず、日々勉強に励んでおります。
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