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盛り付け方でこんなに変わる!いつもの食卓をワンランクアップ 盛り付けのキホンとコツ

【平日の夕食編3】 パスタの盛り付け

皆が大好きパスタ!定番のトマトベースのパスタから和の食材を使ったパスタなどすっかりと日本人の味覚に馴染んでいますね。

どんな食材でも受け入れてくれるパスタ、ご家庭でも色々なパスタを作られていると思いますが、いざお皿に盛ったら「あらら!?」なんだかのっぺりとした地味な印象に…。
せっかく美味しく出来たのにこれではなんだか残念。

今回もフードスタイリストの朝長章代さんにパスタが美味しく見える盛り付けのキホンとコツを教えていただきました。

イマイチな例…

パスタとソースだけのシンプルな組み合わせでいろいろな味が楽しめるパスタ料理は忙しい日のスピード料理だったり、お友達が来る時のおもてなしにも活躍してくれる幅広い料理ですね。我が家でも登場回数が多いのですが、シンプルさゆえに盛り付けの難しさはなかなかのものです。
盛り付けでありがちなのは、パスタが左右にすべってしまって平らな状態になってしまうこと。。。
そこにサッとソースがかかっているだけでは…やっぱり寂しい感じがしてしまいます。

肉じゃが編~でもお伝えしましたが、やはりここでも”高さ”がポイントになりそうです。
そんなことを言っても、パスタはツルツルしてて高さを出すなんて無理!と思われるかもしれませんが、ちょっとしたコツで見違えるほど美味しそうになりますよ。ではそのコツを見ていきましょう。

盛り付けのポイント 美味しそうに見えるコツ

●パスタの高さ

器に対して盛り付けたパスタの高さがおいしく見えるかどうかを決めてくれるポイントになります。
パスタを盛り付ける時の高さにこだわりを持つプロのシェフもたくさんいらっしゃるので、よりおいしく見せるためには高さが重要ということですよね。

”高さ”の出し方ですが、私がいつもパスタの盛り付けに使用するものはトングです。トングを使ってパスタを適量挟み、器の上でパスタを少し持ち上げながら円を描くようにクルッとパスタを置いていきます。トングで挟んでいるパスタをふわりと真ん中に被せるようにすると自然な感じになり、山が崩れません。

●分けて盛り付ける

失敗しないコツは一度にたくさんのパスタを盛り付けるのではなく、2~3回に分けて盛り付けること。
一度目は土台作りと思って少し広がり気味でもOKです。2回、3回目はバランスを考えながら1回目と同様に円を書きながらパスタをのせていきます。
この時、パスタにソースをよく絡ませておくことが大切です。パスタソースが”のり”のような役割をして上にのせたパスタが崩れるのを防いでくれます。最後にソースの具材があればのせて、ハーブなどを散らせば完成です。

●ラインを揃える

またパスタの種類(特長)によっても、盛り付け方でおいしく見えるかそうでないかが決まります。家庭でもよく使われるロングパスタの場合では、長さを活かして一定方向に流れるようなラインを作ると整って見えておいしそうですよ。できるだけラインを揃えて盛り付けることを意識してみてください。

また、パスタを山高に盛り付けることは熱々のパスタを最後まで楽しむための方法でもあります。

クルクルと円のようにすることで空気に触れる部分が少なくなり、中のパスタは冷めにくく温かい状態がある程度保たれます。そう考えると、パスタをクルクルと山高に盛り付けるのはおいしく最後まで食べるための知恵と言えますね。また、盛り付けのお皿を事前に温めておくとより冷めにくくなります

また、盛り付けた後はお皿のリム(淵)をチェックします。ソースが跳ねていたり、パスタが飛び出していないかしっかりチェックし、汚れていたらふき取ってから食卓へ出しましょう。このひと手間で丁寧に盛り付けられている感じが確実にアップします。大切な事なのでしっかりチェックしましょう。

盛り付けエトセトラ

トングとフライパン

パスタを作るときにいつも活躍してくれる道具たち。今回はトングとフライパンです。

トングはバーベキュー用のトングでホームセンターなどで売られている一般的なものです。手の大きさなどから使いやすい長さがありますので手になじむものを使いましょう。サイズ違いでいろいろ持っているととっても便利です。例えばサラダとドレッシングを和えるときに使ったり、フライパンでお肉を焼くときに使ったりしています。

フライパンは業務用のフライパンを愛用中です。上のコラムでも書きましたが、パスタにソースをしっかり絡ませることが味でも盛り付けでも大切なのですが、その絡ませる作業がしやすいフライパンが良いと思います。業務用はフライパンの立ち上がりが深くて、パスタとソースをしっかりと混ぜることができます。

たまにはお箸で…

我が家では和風パスタにはお箸を添えます。家族やホームパーティで頂くときにはこれくらい気軽でもいい感じだと思います。また、木のお皿もよく使います。陶器のお皿のように冷たくなりにくく(冷めるスピードが違う気がします。)、温かみがある雰囲気が、家族とご飯を食べるシーンにはぴったりのような気がしませんか?また、軽いので小さなお子さんが持っても割れる心配がないですし、使いやすいアイテムではないでしょうか。

料理家紹介

朝長 章代
朝長 章代
フードスタイリスト。インテリアショップにてイベント企画・運営や店内のスタイリングに携わるなかで食の世界に興味を持ち、フードコーディネータスクールに通う。その傍ら、様々な料理教室・お菓子教室に通いカフェ勤務などを経て独立。現在、Webや雑誌・カタログなどでの料理・お菓子のレシピ提供&スタイリングを中心に活動中。
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