プロ料理家340名によるプロのレシピ4615

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空間とゴハン-実践編 1-

いよいよ梅雨入り。毎年恒例、雨の日々がスタートしました。
外出が億劫になりがちなこの時期、お家にてみんなでわいわい料理なんていかがでしょうか?

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アイランドキッチン

『アイランドキッチン』という名前を聞いたことはありますか?アイランドキッチンとはキッチンの一部をアイランド~島~のように配置し、シンクやコンロを設けてそこで調理できるようにしたキッチンタイプの事をいいます。みんなで料理をつくるときやホームパーティーをするとき、特に活躍します。一般的には島の周囲約800mmに歩行スペースの余裕をみるとされています。

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何つくる?どう使う?

みんなで作る料理、楽しそう!…といっても、具体的に何をどうするのか、どうなるのかイメージするのは難しいですね。そこで今回は実践!です。題して、『キッチンのことやってみよう!〜ギョパ - ギョウザパーティー - を通して〜』

事務所で利用したアイランドキッチンの大きさはW×D×H=1500×625×850mm。シンク無し、卓上IHコンロを火の元として調理をしました。段取りは”作ったタネを包む、焼く、食べる!“の三拍子です。使用した主な道具は、直径300~400mmのボウル3つ、270×350mm餃子用バッド3つ。他、水とき片栗粉用の小さなボウルやタネをとるスプ―ンなどなど、写真の通りです。対する餃子に向かう人数は5人!写真をみた印象いかがでしょうか。少し窮屈?案外置ける?このスペースでも、餃子作りは十分可能でした。そして、極めつけは後ろの棚との間。650mm幅です。一般的に適正とされる幅より150mm狭くなっていますが、男性の肩幅は500mm弱ですので男の人がこのスペ―スに入り込むことも十分可能ということが分かりました。(お相撲さんは幅800mm以上あるかな…?)

使用したアイランドキッチンカウンターは、ステンレス作業台に木板をのせた簡単な仕様です。幅125mmでステンレス部分がのぞいていて、水ものを置くときは気兼ねなく、また木板をのせた事による30mmの段差がエリア分け役立っていました。木は鍋敷きがあるように、熱を伝えにくい素材。あたたかいものを置くときも役立ちます。素材の使い分けが、料理の作り方、キッチンの使い方に影響するなんて面白いですね。
ダイニングテーブルはW×D×H=800×700×725mmを2台。7人で囲って餃子をおいしく食べました。

キッチンは道具とともに生きる場所。収納方法だけでなく、実際使う、生きる場のイメージも大切です。

omiedesign : ieiri

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カウンターに直!食材や水物?

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フランス人の友人宅でキッシュ作りを教えてもらった時の事…。
友人がカウンターの上で直接小麦粉を広げ、「ここで作ってね!」と教えてくれました。あまりの勢いの良さに、これって日本のご家庭で抵抗ある方多いのではないかな?と使い方の違いに面白さを感じました。 次回は、今回取り上げたカウンター・調理台の素材についてより詳しく見ていきます。

講師紹介

一級建築士・大川美枝子
(株)オオカワ建築設計室/代表、建築家。住宅を中心に、店舗、ワンルームリノベーション、家具の設計を行うほか、生活用品、家づくりセミナー、イベントの企画も得意とする。夫は日本橋の料理人。ビールで癒される日々を綴るブログが好評:http://omie.exblog.jp/
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