プロ料理家365名によるプロのレシピ4812

食のトレンド情報室「食ラボ」

『わたしの定番手みやげ、注目の手みやげ』後編

ちょっとお友だちにお礼をするときや、ホームパーティに招かれたとき……さりげなく小さなプレゼントをお渡ししたいですよね。私らしい「テッパン」があったら素敵だし、トレンドのもので話題のきっかけを作ったりと、手土産には「おいしい」プラスαの意味がたくさんあります。今回は、食のプロ&フードソムリエスタッフが使っている定番&注目手土産を前後半に分けてご紹介します。(まとめ・文:北條芽以)



料理家 森崎繭香さん

仕事柄、手作りの料理やお菓子をお持ちすることが多いという森崎さん。手作りのものには「丸八製茶場」の献上加賀棒茶や、「A-FACTORY」のあおもりシードルなど、上質なドリンクを組み合わせることも多いそうです。買っていくものも含めて「残ってもおうちの人たちで楽しんでもらえるもの」を贈るのがセオリー。


アンデルセン 童話クッキーシリーズ

季節ごとに変わる童話をモチーフにしたクッキーの詰合せ。1箱に童話に登場するキャラクターが登場します。「特にお子さんがいるおうち、かわいい物が好きな女性にはこれを差し上げることが多いです。ひとつつまむごとに会話がはずむ楽しいプレゼントになりますよね!」

アンデルセン 童話クッキーシリーズ


Fat Witch Bakery Japan ブラウニーセット

ニューヨークで大人気のブラウニー専門店。ブラウニーだけでもいろいろな味があり、パッケージもかわいい! これまで通販と催事でしか買えなかったブラウニーが、6月からは京都の「予約受け取り処」で並ばずに受け取れるようになりました。「長く愛されているブラウニーで、日本限定の味にも注目。いただいたパイもおいしかったです」

Fat Witch Bakery Japan ブラウニーセット


その他の愛用手土産

アトリエうかいのフールセック
とらやCAFÉのあんペースト
天たつの汐雲丹
GLACIELのアントルメグラッセ




フードソムリエスタッフ 大久保郁織さん

大の伊勢丹新宿本店好きを公言するスタッフ・大久保さん。伊勢丹パトロールに出掛けては、新しい物を試します。特に「伊勢丹にしかないもの」には目がないようです。また、新スポット「NEWoMan」もほかにはない手土産を買えるスポットとして注目しています。「伊勢丹もそうですが、“ここでしか買えない”という限定感やセレクト感を手土産にも活かしたい。自分が限定に弱いのもありますし(笑)、その気持ちを分け合いたいから」


鈴懸 草月

博多に本店を持つ和菓子店「鈴懸」。季節感のあるお菓子の数々は、定番で上品だけれど、オリジナリティも。デザインも美しく、手土産によろこばれるのもうなづけます。東京で買えるのは伊勢丹新宿本店のみ。「サイズや価格がちょうどいいんです。入っているカゴもかわいいので、よろこばれます。その日に召し上がっていただけそうなら生菓子も」

鈴懸 草月


オー・ギャマン・ド・トキオとうもろこしのムースサンド

新宿南口にできた施設「NEWoMan」の中でも注目手土産のひとつ。木下威征オーナーシェフのレストラン「オー・ギャマン・ド・トキオ」の味を楽しめるのですから! とうもろこしのムースはレストランでもシグニチャーなひと品で、コーンフレーク入りのクッキー生地でサンドした素材の甘さと程よい塩気が絶妙。冷凍販売で、冷凍から解凍までどの状態でもおいしいのも◎。「レストランの味はやはり信頼度が高い。お酒にもお茶にも合わせられる汎用性の高さも気に入っています」

オー・ギャマン・ド・トキオとうもろこしのムースサンド


その他の愛用手土産

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのバームクーヘン
ノワ・ドゥ・ブールの焼き立てフィナンシェ
松嶋屋の栗ようかん、豆大福
亀十のどら焼き
ツッカベッカライ・カヤヌマのクッキー缶
福砂屋のフクサヤキューブ
小川軒のレーズンウィッチ
ウエストのリーフパイ



フードソムリエスタッフ 鐘ヶ江愛さん

フードソムリエスタッフ最若手の鐘ヶ江さんの手土産選びは「自分が好きなものを、自信を持って贈ること」。手土産修業中を自認し、日々手土産になりそうなおいしいものを食べ歩く毎日です。実際にお店を見て歩くほか、ネットや雑誌の情報集めにも余念がありません。


とらや ようかん

定番中の定番なれど、その高級感や味は誰もが知るところ。それだけに「とらやを持っていく」という折り目正しさが伝わるはずです。「絶対にはずせないシーンではとらやさんの力を借ります。実は限定品も多いので、そういったものを使って季節感を表現することもあります」

とらや ようかん


ラトリエコッコ 焼き菓子

オーガニック素材を使ったパンとお菓子のお店。女性オーナーシェフが心を込めて作るお菓子は、素朴で自然な味が噛みしめるごとに広がります。「お菓子教室で高田さんにフィナンシェを習って以来、こちらのフィナンシェの大ファンです。フィナンシェだけではなく、パウンドケーキやサブレもおすすめ。」

ラトリエコッコ 焼き菓子


その他の愛用手土産

紀の善のあんみつ
浅草満願堂の芋きん
茂助だんごの団子
新正堂の切腹最中
西洋菓子しろたえのチーズケーキ
パティスリー・アサコ・イワヤナギの焼き菓子


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