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cropsセミナー(3/7)

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3回目のセミナーは幕別町の北海道ホープランド 妹尾さんでした。

この方です。
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この方は十勝で代表とされるジャガイモ、ビート(甜菜)、小麦、豆の他にも、イチゴ、各種野菜類いと、
大変大きく農業をされている方で、その他ここ十勝では先駆け的に昭和40年代から産地直送や農業法人を立ち上げるなど、まさに草分け的存在。今でもその勢いは劣ることなく、帯広の北の屋台で『農屋』、イチゴ狩りの『いちご園』、海外へ進出しベトナムに試験農場を開設、大手お菓子メーカーとの小麦の契約栽培、市民農園レンタル、さらに放牧豚の取り組みなど、本当にすごい!

この写真はその放牧豚。
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寒い時はマイナス20度近くなるここ北海道でもへっちゃらな豚さん達。
雪の上をサクサク歩いてました。
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ブタって寒さに強いんですね!!

そしてその放牧豚のぶた丼☆(おいしかったぁ)
この環境で自由に走り回った豚肉はギュッとしまって豚本来の肉の味がしました。
ごちろうさまでした。
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妹尾さんからは
これだけの農業経営をなさって来た過程と思いを伺い、さらには今の農業に対する考え、僕らこれからの農業者に対してご指導を頂きました。

ここまでこのセミナーの講師をして頂いた皆さん、口をそろえて皆さんおっしゃるのは「君たち、もっと世の中を見なさい、まずは海外にでも行ってその価値観の違い、自分の中に勝手に築きあげている常識をぶち壊しなさい、そうしたらここ十勝の事がもっとよく見えるから」とおっしゃいます。

それを受けて海外への興味がさらに湧いて来ます。


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コメント (4)

no-ota:

こんにちは、no-otaです。ビートポットも終わり筋肉痛が遅れてやってきている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?cropsはどのようなつながりのメンバーなのですか?勉強会の講師の方々はものすごい有名人ばかりではないですかーうらやましい。中藪さんは土嬢のスペシャリストですよね。SRUのメンバーだったような。自分も前にコメントしたとうり、おたくなもので土嬢の物理性と微生物性の関連に興味があっていろいろ調べております。皆さん規模が大きいから正直仕事に追われていると思いますが、作物は表面よりも土の中、つまり根圏に注意を払うとそこにはとてつもなく奥深く摩訶不思議な世界が広がっております。最初は日照りに不作なしだと思って乾かしまくっていたら、必要な分の保水力、保肥力も必要だと気が付いたり。そしたら土嬢の比重を計ってみようとか、追いかけだしたらきりがないくらい農業は面白いですよね。政策にただ乗っかっていたらつまらなくなってしまいますが、消費者の話をダイレクトに感じられる皆さんは将来のビジョンもかなりしっかり見えているのでしょうね。自分は若かりしころ自分で市場に持ち込んだりしていたんですけど、BSEショックでこけてしまいました。同級生もかなりの人数がリタイヤしてしまいましたし、現在は世界恐慌の再来で十勝以外は結構冷え込んできているそうです。早いとこ景気が回復して明るい未来を掴みたいですなー。自分も時代遅れにならないよう頑張りマースではまたお邪魔しまあす


    
  

hotta:

☆no-otaさん
いつもコメントありがとうございます!
貴重な土壌に対する情報大変ありがたく思います。
本当ですよね、私も中藪さんは土壌のスペシャリストだと思います。
たしか昨年の『現代農業』で特集もされていましたし、
そんな方と直にお話を聞けてつながりが持てたこと本当にうれしく思います。

CROPSのメンバーは
「十勝アグリカルチャー・コミュニティー・サロン創造プロジェクト」と言う内容の元活動していたら自然と今の仲間が構成されました。
このセミナー大半は終えたのですがあと一回残ってます。
改めてご連絡させて頂きますね。

no-ota:

今晩は、豚丼自分も大好きです。でもさっき歩き回っていたのを見た後では、かわいそう・・・なんて事もちょっと頭をよぎります。
 しかしながら口のついている生き物は自分でエネルギーを作り出すことが出来ない。致し方ないこと。
 いただきますの意味はお命頂戴しますの意味です。
 だからせめておいしく食べて彼らの分も生きなければいけませぬ。
 昔ばーちゃんに食い物を粗末にすると罰が当たるぞーと怒られたものです。当時は家畜を自分でしめて食べていたのでそういった感覚も自然と身について行ったのでしょう。貧困も半端なレベルでなかったでしょうし。栄養不足で子供もぼろぼろ亡くなったとか。農村はそんな歴史の上に成り立っております。
 町の子が魚の絵をかいてなんていったら切り身をかいたなんて笑い話がありますが、自分ら山育ちの人間は、結構似たようなもんだなんて思います。
 フードソムリエさんの食べ残しゼロ運動とか生産者としても大変共感できます。流通のシステムが複雑になりすぎて生産者と消費者の距離が遠くなりすぎた反省から皆さんのような活動がとても重要な役割を果たす時代が本当に来たのだと思います。
 日本は狭いからやたらと人を挟んで仕事を作らないといけなかったんですけど、ちょっと金に目がくらんで人の命を軽視している輩が、生産者と消費者の間に結構はびこっています。
 ネットってダイレクトに情報発信できるから本当に便利です。
 自分もだらしない人間だからあえてうるさい人に理想論を語ったりします。
わずらわしい時もあるんですけど、緊張感を保つには結構良いです。
ちょっと違う角度の視点から突っ込まれたりして、はっとすることもあります
 かわいい子には旅をさせろ出はないですが、若いときはがんがんやってください、自分も16年ほど農業してますけど、就農当初から掲げていたビジョンに自分も周りも納得させることができるようになるまでは10年くらいかかりました。仲間を大切に頑張ってー頑張ってー!!

hotta:

☆no-otaさん
本当にこのCropsと言う活動と通じて知り合ったメンバー、このブログをさせて頂いているフードソムリエさんをはじめ暖かく見守って頂ける皆様。
本当に皆さんかけがえのないものだと日々痛感しております。
はい!一生大切にしていきます!
これからもno-otaさん、よろしくおねがいします。

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プロフィール

CROPS

「十勝アグリカルチャー・コミュニティーサロン・創造プロジェクト」通称CROPS(クラップス)。メンバー10名のうち5名が生産者、平均年齢25歳。 2007年2月発足。同年夏に帯広ホコテンに参加。農作物の販売と飲食提案・販売。多くの人と出会い、学びながら、十勝の農業と食を最大限に活かした、地域の向上と活性化を目指す。

CROPS 堀田隆一

1983年、北海道士幌町生れ。帯広農業高校、札幌農業専門学校を卒業後、イタリア料理店に勤め調理師の資格を取得。2006年に農業後継者として士幌へ。実家の42haの耕作地で、蕪・長いも・水菜・馬鈴薯・甜菜・小麦・スイートコーンを生産。その他、西洋野菜・京野菜・ハーブを約30品目ほど生産、販売経路を模索中。

CROPS 佐藤朋康

1981年、幕別町生まれ。帯広農業高校、士幌町の農業特別専攻科卒業後後継者になる。作付け面積は64ha、馬鈴薯・小麦・人参・スイートコーン・蕎麦・長芋・南瓜を作付け。十勝からお届けする農家の日々をお伝えします。

CROPS 山田洋輔

1983年、士幌町生まれ。地元工業高校卒業後カーディーラーに整備士として就職後に実家へ。農業就農者となる。キャベツ・小麦・馬鈴薯・甜菜・長芋・小豆・大正金時・イチゴの苗を栽培。その他、紫キャベツとパプリカの栽培を試験的に挑戦中!

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