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2009年02月04日 アーカイブ

2009年02月04日

二十四節気<立春>

昨日は豆まきをして、年の数だけ 豆を召し上がられたでしょうか?
母は毎年、「そんなに食べたら、お腹を壊してしまうわ!」と言いながら、
恐らく年の数を上回っているのでは?と言うほど、ボリボリ食べていますが。。


さて、今日は立春。 春!春です!!
立春に相応しく、あちこちで 梅が咲き始めましたね!
冷たい空気の中にも、優しい香りが漂い 嬉しくなりました。
ミモザも蕾を膨らんでいるのをみて、さらに嬉しく!


最も寒い季節だというのに、自然は敏感に感じ取り、
秋から冬にかけて、地中で温めたエネルギーを放出し始めています。


それにしても現実に「春」とはいつを指すのでしょうか?
答えは新・旧暦の考え方の違いと言うことになるのですが

旧暦では 立春から立夏まで。
明治5年に導入された新暦では 春分から夏至までをいい
1.5ヶ月も差があります。

これは 西欧由来の新暦で習慣的に暑くも寒くもない季節を春と呼び、
中国由来の旧暦では 昼夜の長短が極まる二至(夏至・冬至)と
昼夜の長さがほぼ同じになる二分(春分・秋分)を各季節の中心として
季節の区切をつけたこととしているようです。


でも静かな冬に 可憐な梅が一輪さけば、心も華やぎ春と呼びたくなってしまいますよね。
日本人の感覚としては、やはり旧暦のものを「春」と呼びたいような気がします。
DSCF0191.jpg


二十四節気のはじめの節である立春は旧暦の新年であり、
これを基準に様々な行事や節目があります。

♪夏もち~かずく八十八夜 ♪ の八十八夜や二百十日などはこの日から数えます。
それに四柱推命や風水などの占いなどの区切も立春が軸となっているそうです。

きっとあと2週間もすれば、春一番が吹くことでしょう。
土が揺さぶられ、地中の菌が揺さぶられれば、それを合図に芽吹きが始まります。

プロフィール

矢嶋文子

調理師。“良い食事は人を笑顔にする魔法“と食、特に味覚教育に関心を持つ。現在、築地御厨(青果卸店)内田悟、Convivialete Miyagawa宮川順子に師事。MIIKU(日本味覚育成協会)GM。

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