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2009年1月 アーカイブ

2009年1月 1日

あけましておめでとうございます!

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新年、あけましておめでとうございます。

2008年は、みなさまに支えていただき、導いていただいた1年となりました。
今年は、進むべき道をしっかと見据え、着実に前に向かって進んでいく1年です。
そして、結果を正しく出していく年であろうと思っております。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


年末から、年始にかけ、
今年1年間、社会の流れがどう動くのであろうか、
その中でフードソムリエはどうあるべきかを考えております。

IT革命の波は、私に大きな影響とチャンスを与えてくれましたが、
今回はそれ以上の、パラダイムチェンジを目の前にしているのではないかと、
ドキドキしながら、不安を抱えつつ、自分が何をすべきか?を考えてみております。

すぐに結論が出るような話ではないのですが、
思うことの1つに
現在、一番多い外食の理由である「ついで外食が減るだろう」ということ。

今日は仕事が遅くなったから、疲れちゃったから、子供のサッカーの試合で遅くなったから・・・。

そんな「ついで」の外食は抑制されていく傾向が強いのではないかと思います。

外食はハレの日のモノとなり、
食卓に家族が戻ってくるのでは?? と思っております。


また、NHKの討論会を見ていたのですが、
そこで使われていた「パラダイス鎖国」という言葉がとても気になります。

パラダイス鎖国とはこちらのBLOGに書かれているとおり、「自国が住みやすくなりすぎ、外国のことに興味を持つ必要がなくなってしまった状態」。

これは、決して海外に対する価値観だけでなく、
生活全般に言えるのではないかと思うのです。

「内向き」という単純な言葉ではなく、
「外を知らなくても、今の範囲で楽しめればいいや」という価値観とでもいいましょうか。

この傾向は本当に若い人々に強く、
消費のみでなく、遊び方、働き方などにも強く表れているような気がします。

パラダイス鎖国が進むと、
この「ハレの日」すら危うくなってしまう・・・。
マーケットは、閉鎖的になる可能性が高い。

そういう意味では、
活力あるアラフォー世代への期待はますます高まることでしょう。

当初はこの言葉(アラフォー)が嫌いでしたが、
私もその世代の一人として、積極的に活動し、頑張っていかなきゃな~と
最近では変な使命感に燃えたりしておりますw。


ということで、あまりまとまりませんが、
本年も精一杯頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◆パラダイス鎖国に関連するURL
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4756151337/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20060324/1143233786

2009年1月 2日

謹賀新年

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あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年、私は「哲学探し」の旅に出ます。

次のパラダイムに向け、
不必要なまでに不安を抱えるのは、
私の中に、確固たる哲学がないからだということに
気が付きました。

いいえ、本当は以前から知っていたのかもしれません。
知っていながらも、恐怖心に勝てず、
見てみぬふりをしてきたのが正解かな。

だから今年はまずは自分の真ん中を再度探してみたいと思います。

そして、この哲学をもって、変態する準備にあてられれば…と
イメージを膨らませています。

「人としての輪郭」をもっともっとハッキリさせていかれるよう
まずは、気になる人物の探索からはじめたいと思っております。

不器用にしか進めませんが、
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

フィンガーフードパーティ♪

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年末に、気のおけない仲間との忘年会ホームパーティを♪

私は、今回お料理を担当させていただいたのですが、
今回はフードソムリエにアップされているレシピを参考に作りましたよぉ♪

中本さんのてまり寿司
杉本さんの千枚漬け寿司
新崎さんの豆腐と温泉卵のアミューズ
寺脇さんのホタテのグリーンソース
成沢さんの鮪の湯葉巻き揚げ

上記以外にも、
いただいたホッキ貝をソテーして、ウォッシュチーズをのせ、バーナーであぶったもの
お正月を先取りする筑前煮、
そして、私がお手伝いしている焼肉KAGURAの特製すき焼き♪などなど

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相手のことを想像しながら作る喜び、
食べていただく幸せ♪


パーティが進む中で、みんながフードやドリンクを片手に
本当に楽しそうに話している姿を見、

笑顔のお手伝いができたかな?と感じ、「食」のもつ力を実感します。


今年も1年、こんな思いを大切に、
「食」にまつわる提案や勉強をしていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします!!

2009年1月25日

国産キャビアin島根・邑南町

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仕事で出かけた島根県の人口1万人の町・邑南町。
ここで、国産キャビアの生産者「小林さん」と出会いました♪

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小林さんは、建設業をやりながら、
チョウザメを養殖して5年。

「最初は釣り堀やりたくってね」と照れ隠しのように言う小林さん。
その裏側には、厳しい建設業界の現状があります。

従業員15人。
「俺のようなおやじばかりでなく、若いもんもいるでよ
 将来は、半分は建設で、半分はキャビアで・・・」と。

「俺の最後の仕事だよ」とやさしい瞳の奥に強い思いが宿ります。

小さな町で、新しい仕事を築くのは本当に大変なことです。
ましては、誰もやらない仕事に挑戦し、前例のない中悪戦苦闘する日々。

飼っていた1000匹のうち、800匹が死んじゃったこともあったのだとか。

今は、約3500匹が養殖されています。

そしてまもなく・・・商品として出荷される時を迎えようとしています。

そんなわけで、一足早く試食をさせていただきました。

贅沢に、スプーンで1口すくって食べ、
小林さんに「もっと食べなさい」と言われ贅沢にキャビア丼に♪

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輸入ものとはちがい塩分の濃度が低く、
とてもフレッシュな味。
生臭みもなく、とても食べやすい仕上がりではないかと思います。

・・・がしかし、私の数少ないキャビア体験ではちょっと判断しかねる部分も。
ということで、宮川順子さんとお知り合いのシェフに試食をお願いいたしました~。

どんなお返事が返ってくるのかな、楽しみです。

そういえば、国産キャビアはとってもきれいな深ミドリ色。
生産者・小林さんの、瞳の色に似ています。

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プロフィール


北村 貴(taka)
フードソムリエ代表


20年間の東京生活を経て、
2004年12月、真冬に
故郷・北海道十勝へ戻る。
よく食べ、よく遊び、よくしゃべる。
特技は四葉のクローバー探し

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