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ISOマネジメント

9月になりましたね~。早い、早すぎです一年。
もうあと20日もしたら秋小麦の種まきシーズンですよ。
雨も降りすぎ、台風の影響は風でなく雨です。
十勝はすでに秋風のような感じ。朝晩冷えますし、日中も暑いとは言えない天気がつづいています。
”今後の天候回復を祈って・・・”と今年何度そう思い、何度新聞等の記事であがったことでしょう。
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さて、ISOマネジメントというマニアックな雑誌があるのご存じでしょうか?
”知らない””知らない””知らない”という返事ありがとうございます。
私もしりませんでしたが、かなり真面目な雑誌で、キャッチには”企業経営を強化する実務マガジン”ということだそうです。

その9月号はアグリビジネスについての特集が組まれ、当農場の取り組みを掲載していただきました。
取組といっても大それたことはしていないのですが、今年の”ベーカリーキャンプ”や”はるきらり”による行政との連携事業、”春よ恋”を地ビールにしてもらうなどの事業連携等が書いてあります。

ISOというとかなりきっちりしていて、なんだかがんじがらめのような気もしますが、潜在的なさまざまなリスクを考えた行為を書面にて残しておくというのが基本的な姿勢なんだろうと感じました。

以前、ある講習会で”農業は食品産業だ!”と当たり前のことを言われましたが、その時”ハッ”としたのも事実です。現場は時に泥まみれ、時に糞まみれ、草まみれ。農薬や肥料の管理などあたり前の管理はしなければ食品産業の一部とはいえないですよね。
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とにかく、3ページにわたりいろいろ書いていただきました。
興味のあるかたは、読んでみてください。
さて、どこで売ってるんだろう?こういう本は?

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コメント (3)

弘照:

ISOマネジメント9月号アグリビジネスを読みました。
農業をビジネスとして捉えて、新しい観点から農業経営を見直そうという試みですね。消費者のニーズ、立場に立った農業ですね。

これからの農業経営は従来の考え方からの転換が必要かなと思っておりました。

前田農産はその第一歩を踏みだしたのですね。これからの道は厳しいと思いますが「継続は力なり」です。アイデアを出し、馬力を出してガンバッテほしいと思います。
                      弘照

しげぱぱニコニコ:

弘照さま

 ISOマネジメントご拝読ありがとうございます。
”生産者”は”オンリー生産”だけなのか?それでいいのか?というシンプルな発想から始めた形ですが、より消費者に身近な農業にしたいと思ってます。

 これからもがんばりま~す。北海道は雨ばかりで~す。

えっちゃん:

すごいお久しぶりです。去年ぐらいのところからザッとたどって漸くここまでたどりつきました。一年間の真摯な取り組みがよくよくわかりました。なかなか説得力のあるブログの流れですよ。・・・そして今年の悪天候、聞いてはいましたが泣かされますね。残るはビート、根菜にはどう影響するでしょうね。めげずに頑張ってください。時々のぞかせてもらうリズムをまた復活しますね。
ISOとかいうマニアック(?)な雑誌そのうち文おばさんから借りて読ませてもらいます。

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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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2009年09月01日 22:49に投稿されたエントリーのページです。

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