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”春よ恋”の穂ばらみ期

6月21日に春小麦”春よ恋”に追肥をしてました。
CIMG1533.JPG
この時期は一番最後にでてくる、最上部の”止め葉”が形成され、茎の中には穂が茎からとびでようとスタバっている状態。最後の葉がすっきり伸びきり、茎がまるみをおびる時期を穂ばらみ期といっています。

まさにそのときなんですが、追肥といって、肥料を分けてやる技術のことですがやってみました。春小麦は茎が細く倒れやすいため、注意してやらなければなりませんが、”キタノカオリ”同様にパン用ということで、タンパクの数値は高くなければなりません。
CIMG1535.JPG
そのタンパクの栄養素が窒素肥料分なのです。それに実の充実を図るためにもやってみました。パンパンに大きく実が肥大し、高タンパクな小麦ができれば、生地も夢も膨らむ粉ができると思います。あとは、成熟期までの天気が勝負です。

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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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2008年06月23日 21:23に投稿されたエントリーのページです。

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