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2009年10月23日 アーカイブ

2009年10月23日

エン麦(オーツ)の力2

小麦の収穫後に播いたエン麦はどうなったかというと・・・。
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こんなん、でっかくなりました~パチパチ。
丈のあるところでは、腰の高さ1mくらいまで青々と、伸びています。
反対にない所は、まだ15cmくらいしか伸びていません。
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伸びてない場所は、特に土の固い所が多く、収穫時にコンバインやダンプトラックが動きまわる枕地(農家用語で機械が旋回するための外周の畝の総称)や、不均一に種がまかれたところ、肥料の足りないところが中心。
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よ~く見ると10%くらいは、穂をつけていて大部分はこの時期だと出穂直前みたいな状態で、茎の中ですたんばってます。ですから、受粉もしてないので実も太りだしていません。
もう、10月後半で、あとは寒くなるばかりなので、実を取ろうということではなく、有機物として畑にすきこんでしまおうとチョッパーがけを行いました。
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去年は種の量が多かったせいか、倒伏させた経緯がありましたので、今年は種の量を控えめにしてみました。低温もあってか?倒伏は皆無。
上の写真のように、上部をチョッピングして裁断して、有機物が分解しやすくなるようにします。また、このまま畑の中にすき込む(土を天地返しする機械で)こともできますが、この時期の低い温度やいままで蓄積された土の水分を考えるとそのまま、天地返しすると有機物が漬物みたいになって、なかなか発酵分解が進まないのです。
DSCN1491.JPG
チョッパー後は、長い髪を五分刈にしたくらいの爽快な感じ?に変身。
DSCN1522.JPG
それからすぐに(乾燥してくると茎葉がしなっこくなって作業性が落ちるし、裁断しづらくなる)ディスクという機械で根株を土から切り離す作業です。分解促進のためには、温度も水も空気もいりうので、これからに期待したい天気です。
で、二通りのパターンで処理。この畑はディスクで、表層に食物残さを残すことにしました。例年であれば土が砂混じりの軽い土なため、風の影響が受けやすいのと、土の極端な乾燥を防ぐのに不耕起栽培をしてみようと来年思います。ちょっと根がきれてないところも・・・。エン麦って越冬できたっけか?
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なかなか作業がはかいかない作業なので、例年いろいろ残さ処理には迷ったり失敗したりしていますが、最後に土はフカフカになるとやっぱり緑肥やってよかったと思ってしまうのでした。
来年も美味しい農産物にしておくれ。

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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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