« 2009年11月 | メイン | 2010年1月 »

2009年12月 アーカイブ

2009年12月 1日

映画「ジュリー&ジュリア」

来週土曜日12日から公開の映画「ジュリー&ジュリア」の試写会に行ってまいりました!

%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.JPG

アメリカの食卓に一大革命をもたらせた、料理研究家 ジュリア・チャイルドと、そのジュリアのフランス料理レシピを忠実に再現し、364日で524レシピをブログでアップし続けたNY在住のジュリーの物語。

アメリカ人で好奇心旺盛、明るくめげないキャラのジュリア・チャイルド。
1949年、ご主人の赴任先であるフランス・パリでコルドン・ブルーのプロ養成クラスに入って、料理を習い、家庭でも作れるフランス料理のレシピ本をまとめ、ゆくゆくはテレビの料理番組で人気になります。

Julie_Julia01.jpg


一方では、2002年のNY。30歳になって、何に打ち込んでいいかわからず、好きな料理をブログに綴ることにするジュリー。

01.JPG


二人の物語の中心は、いずれも料理とご主人の愛。

へこんだことがあっても、料理をすれば元気になれる!料理を通じて成長し、けんかしながらも旦那さんとのきずなも深まっていくジュリーの様子は、料理好きな人だったら誰もが共感できるはず。

底抜けに明るくて、前向きなジュリアにもパワーをもらえます!


そして、映画中の中には、おいしそうなお料理の数々が…。

写真のチョコレート・クリームパイをはじめ
julie%26julia.jpg

舌平目のムニエル、ブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)、カモのパイ包み焼きと言った王道フフランス料理に、チーズにワイン。シンプルなポーチドエッグにカリッと焼いたバゲットで作るトマトのブルスケッタまでもがとってもおいしそうで、観ているだけでおなかが空いてきます^^;


この映画を観て、レストランに食べに行きたい!と思うか
家で作ってみたーい!と思うかで、料理に対する情熱が分かるかも…?


家で何か作ってみたい!と思われた方は、こちらのレシピで

ジュリアのラズベリー・ハバロア」や「ジュリーのチョコレート・クリームパイ」をぜひお試しくださいね♪

PB230190.JPG

お菓子研究家の西山朗子さんが映画を観て再現してくださいました!

ラズベリー・ババロアの方は、ジュリア・チャイルドのレシピで。ジュリーのチョコレートクリームパイのほうは、レシピ本にはなく、映画を見て回想・再現いただいたレシピです。

パイと言っているものの、パイ生地ではなく、チーズケーキの土台に使うグラハムクラッカーのくだいたものが使用されてましたね!


難しいのはむり…、という方はこちらの簡単バージョンもお勧めです^^

「とっても簡単♪ラズベリー・ババロア」

とっても簡単♪チョコレート・ムース


私は、、、外で食べたほうが確実においしいと思われる、難易度が高いお料理はレストランで、簡単なものはおうちで作って楽しみたい派ですが、料理って楽しいよね~!!と心から思える素敵な映画なので、料理好きのすべての方に観ていただきたいです~

2009年12月 4日

青森から届いたリンゴ

東京事務所のスタッフ・愛さんの青森のご実家からこんな立派なリンゴが届きました~!!

IMGP0322.jpg


箱を開けてびっくり~

大きい!キレイ!おいしそー!!

リンゴ大好きなのです♪ 
特に、フジとサンふじが好きで、しゃきっとした歯ごたえと適度な甘みにはこだわりがあります。(しゃくっと柔らかいリンゴや酸味が強すぎるものは私的にはNG…) 加えて蜜が入っていると、さらにポイント高し!


さっそくむいていただいたのですが、
まさに理想通りのリンゴで美味でした~。


一日一個のリンゴは医者いらず、と言いますが
この季節、一日半個は食べている私。。。

しばらくは、おやつタイムのリンゴが楽しみです~♪


愛さんのお父さま、お母さま、ごちそうさまでした!!

2009年12月14日

おいしい記憶

みなさま、12日に公開された映画『ジュリー&ジュリア』はご覧になりましたか?


このおいしそうなお料理は、映画の中に象徴的に登場するメニューでもある、牛肉の赤ワイン煮込み(ブフ・ブルギニヨン)。先日実施された、上野万梨子先生のフードソムリエ料理家さんむけ特別レッスンメニューのなかの1品です。

IMGP0143.jpg

ブッフ・ブルギニョンは、上野先生が1975年にコルドンで学び、日本に帰国して開いた料理教室で一番最初に教えた料理でもあるそうです。そして、今回は『ジュリー&ジュリア』をご覧になられて、再度見直し、進化させたレシピだとのこと。


こちらのブッフ・ブルギニョンがとてもおいしかったことは言うまでもないと思いますが、その過程を見ていたらそれも納得。びっくりするくらい、手がかかって丁寧に愛情も時間もたっぷりかけて作られています。私も1,2度家で作ったことがありますが、全く別モノだなー、、、と。


この日は、映画とブッフ・ブルギニョンにちなんで、出席された料理家さんと「フランス料理というとまず何を思い浮かべるのか」「一番最初に食べたフランス料理は何だったか」、さらには自分にとってのクラシックや得意料理などについて発表しあいます。


みなさん、パリに料理を習いに行ったときに教わったお料理だとか、小さいころに本を見ながら作ったお菓子だったりとか、それは聞いてるだけで、ほっこりするようなエピソードで、そういう記憶と経験があって今のお仕事につながってるんだなー、というのを思いました。


おいしい料理の記憶は、そのまま幸せな記憶とつながって、そして幸せの方程式はおいしい食べ物で成り立つことが証明されているからこそ、みなさん料理家を職業とされているんだなーと。

ちなみに自分には順番はまわってこないと悠々としていたところ、上野先生から「大久保さんはどうですか?」と振られ、、、あわてて記憶をひっくり返して出てきたフレンチもどき?が、母親が作ってくれた「舌平目のムニエル」。

「ムニエル」という舌をかみそうなメニュー名からして特別感があったのですが、
さらにバターの香りたっぷりで、子どもながらに普段の食卓に出るメニューとは違って、大人の味がしたことを覚えています。


そういえば、『ジュリー&ジュリア』でもジュリアが夫の赴任先で最初に食べていたのも、舌平目のムニエルだったような。。。


おいしい料理や特別な時のお料理って忘れませんね!



この日のデザートメニューは、クレーム・カラメル。
カスタード・プディングではない、シックな色合いの大人のデザートでした!

IMGP0151.jpg

2009年12月22日

クリスマスイルミネーションとおうちクリスマス

銀座のMIKIMOTO前のイルミネーションです。

IMGP0346.jpg

この時期の銀座にしては、思っていたよりも人出は少なく、不況を肌で感じます。心なしか、街のクリスマスムードもいまいち盛り上がりに欠けるような……。


その代わりと言っては何ですが、今年はあちこちで「おうちクリスマス」というキーワードをよく見たり聞いたりしますね。

イルミネーションも見には行くものの、そのままレストランで食事というより、帰っておうちでクリスマスディナーをするという話も聞きます。

世相を反映して、おうちでちょっと贅沢、みんなで楽しもう!ということなのでしょうか~。


明日はクリスマス前の休日。
おうちで一足早くクリスマスパーティ!という方も多いかと思います。

そんな方は、ぜひこちらのフードソムリエの特集「クリスマスのごちそう」を参考にしてくださいね。

パーティをするメンバーやシチュエーションごとのレシピ提案がされているので、シーンに合わせてレシピをチョイスできます。もちろんきちんとレシピで検索して、自由にメニューを組み立ててお料理作られるのもいいですね!

ではみなさま、おいしいお食事とご家族やお友達など、楽しいメンバーとともに、素敵なクリスマスをお過ごしください・・・!!

2009年12月25日

クリスマスのお客様

メリークリスマス☆

IMGP0357.jpg

昨日のクリスマスイブ。

オフィスにお客様がお二人いらっしゃいました。

お一人は、フランス在住のお菓子研究家・青山翠さん。年末年始に帰省されているとのことで、お目にかかることができました!

お土産にいただいたのが、手作りのクリスマスモンブランケーキ。

なんと、金色の葉っぱまでが手作りのチョコレート細工でした!お見事~

思いがけないクリスマスケーキ。
モンブラン好きのスタッフ2名で、おいしくいただきました!ごちそうさまです♪


「ほんとうに田舎で、周りは畑ばかりなのよ」とおっしゃる青山さんのお話を伺っていたら、ワイン畑が広がるフランスのご自宅にも遊びに行きたいなー、、、なんて妄想してしまいました^^


そしてもうお一方は、イタリア料理研究家の星野佳代さん

最近、自費出版されたという著書をお持ちくださいました!

IMGP0364.jpg

こちらは、レシピ本というよりもフォトエッセイ的なコンセプトで、イタリア料理のレシピ以外にも、星野さん自らが撮影されたというイタリアのワイン畑の風景や街角の景色などがちりばめられています。


ちょうど1年をかけて、じっくり少しずつ丁寧に作られたそうで、レシピ作成やスタイリングはもとより、写真撮影から編集・ライティングまですべて星野さんが担当された、という想いがたっぷり詰まった本です。

IMGP0367.jpg


本屋さんには置いていないそうなのですが、生徒さんやお友達を中心に好評なのと、そこからギフト用のニーズもあって、発売後2週間ほどですでに200冊も売れているのだそう!!すばらしいですー

ご興味がある方はこちらから星野さんにコンタクトとってみてくださいね。

おふたりから素敵なクリスマスプレゼントをいただき、ほっこり心温まったイブでした~^^

2009年12月28日

今年も1年お世話になりました!

2009年も本日が、最終営業日となりました。

1年あっという間だったなーと思いつつも、今年1年を振り返ってみると、いろいろなことがありました。


新しい人との出会いから仕事の幅が広がったり、
去年とは違うレンジのお仕事をいただいたり、
ひょんなことから地元とのつながりができたり…。

個人的には、年の初めに季節性インフルエンザにかかったものの、
1年を通して健康で充実した年でした。


今年は、家での手作りの食事を中心に、野菜や農業、食の安心・安全などが重視され、また地方発のご当地グルメやB級グルメなどが脚光を浴びました。

引き続き、来年も「食」の分野が注目を浴びる年になると思います。


そして来年、2010年はフードソムリエサイトも3周年を迎えます!

記念すべき年には、サイトをリニューアルしたいなーというのが、来年の目標です。

また、さらに生産者さんとのネットワークを強化していきたいと思っています。


引き続き、みなさまには、多々お世話になることがあるかと思いますが、
来年も変わらずご指導・ご愛顧いただけますようお願い申し上げます!


今年1年、本当にどうもありがとうございました!

それでは、良いお年をお迎えくださいませ♪


IMGP0128.jpg

(↑今年オープンした丸の内のブリックススクエアです。)

フードソムリエTOPへ

北海道スタッフBLOGへ

プロフィール


大久保 郁織(かおり)
「フードソムリエ」スタッフ@東京

東京在住。おうちごはん、外ごはんを問わず、食べることと居心地のいい空間が好き♪
お休みの日は、近所のスーパーをはしごするのが楽しみです。

banner120_90c.gif

About 2009年12月

2009年12月にブログ「スタッフBLOG from Tokyo」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年11月です。

次のアーカイブは2010年1月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページも見てください。

MovableType