チミケップ湖にて

遅い夏休み。
たまには、日々の喧騒から離れたいと
(北海道にいても、そう思うなんて!)
携帯電話もつながらないチミケップ湖のほとりに建つ
小さな宿「チミケップホテル」にきています。
世間様はきっと政権交代でものすごく騒がしいでしょうに、
ここにはTVもないので、たぶん、私は浦島状態。
でも・・・なぜかインターネットはつながるのです。
不思議な気もするけれど、私にとっては最高の環境!!
静寂の中で、自分を解放して時間を過ごしているのですが、
すべてのものに音があることに感動します。

砂利を踏みしめる遠くの車のタイヤの音、
水に顔を出す、魚の音、
あたたかいおしぼりをテーブルに置いたときの音
葉と葉が風でぶつかる音
そして、水滴がグラスを落ちる音。
すべての動作や所作のあとに音がついてくることを
久しぶりに味わいました。
自然と一体化しかけている・・・。
大地にこしかけ、仰向けになると、
その一部になったような気がして、わたしが透明化していきます。
でも、陽が落ち、夕飯のためにホテルに帰ろうとひとたび自分の足で立ち上がると、
私は「個」として独立した存在となり、
自然の一部である権利を失ってしまいました。
そうか・・・残念。
明日もまた、自然の一部の私を楽しみたいと思います。



