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2009年12月07日 アーカイブ

2009年12月07日

函館・こなひき小屋のカンパーニュ

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つい先日、パンの贈り物がとどきました。
妻は”なんかの工具が入った段ボール”と思っていたらいく・・・
それを開けてみると、
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びっしりと美味しそうなパンたちが詰まっていまして、その中でもとてつもなく大きい白い物体が!
答えはトップ写真のカンパーニュ。
デカイ!隕石のようなごつごつした荒っぽささえ、感じる風格。
段ボールの隙間からこぼれる、パンのちょっと甘すっぱい香りの正体でした。
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中には、種類別のパンたちもどっさりとはいっていて、どれも美味しそう~!
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うちの次女、Kの体くらいあるパン。ツンツンしてます。
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カンパーニュの送り主は、函館市と七飯町にある”こなひき小屋”の木村オーナーからでした。
オーナー自ら焼いてくれたようで、前田農産の春よ恋(ノーマル)70%+石臼春よ恋(全粒粉)30%のもの。テストで粉を使っていただきました。
中の気泡の美しさ、麦の香ばしい薫り。抜群です!
以前、小樽のエグビブさんでパン屋さんが集まって焼いたパンたちも、とても大きく通常、店頭では切り売りくらいしかしていないようなものでしたが、大きいほど美味しんだな、だから切り売りしたりするんだなと感じたものです。

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11月に木村オーナー夫婦に当農場によっていただき、麦談義に花をさかせました。
驚いたのは開店当時(20数年前)から、ハード系のパンを作って販売していたそうです。
いまでこそ、ブーム?というかやっと小麦についても考えようみたいな感じで、ハード系のフランスパンやドイツパンは注目されていますが、当時では”なんだ?”と思われたのかもしれません。
しかし、お客さんはこうしたパンを受け入れた(待ち望んだ)ようで、小麦だけの本当の美味しさを当時から食べれていたのは北海道でも少数本格派だったに違いありません。
流行りでない、美味しさへのこだわりで、今のこなひき小屋さんがあると思いました。

また、北海道のパン職人たちのベーカリークラブ、”N43”の会の役員さんでもあり、先日にはパン職人の技術をきそうバケットコンクールの主催もやっていたり、地元の異業種のシェフとコラボした活動を精力的におこなっているようでした。人間味あふれるパン職人さんにまた出会うことができました。

さて、隕石のようなパンを前にして
こんなデカイパン、なかなかなくならんだろう!子供も食べないだろう!と思うのは大間違い。
10か月の赤ん坊から、6歳の娘まで、うちの子供たちはパンにカぶりついて食べます。
間違いなく、美味しいんです。小麦の味なのか、技術の味なのか、バリィパリィっという食感とともに、小麦の薫りがなんともやめられなくなるカンパーニュ。
リーンなパンだからこそ感じられる贅沢いただきました。

こなひき小屋さま、どうもありがとうございました。


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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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