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2008年08月09日 アーカイブ

2008年08月09日

畑のロールケーキ  エピソード1

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畑に突如、でっかいロールケーキが現れました!!!

というか、麦稈(麦わら)、通称バッカンロールです。収穫した小麦跡に残るワラを一度、機械で広げて天日干しをします。この頃、30度の天気が何日か続いていますので、一日とかで十分乾いてしまうようです。それから広げたワラを今度は、一列に集草します。これも機械でやります。
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一列に並んだ、乾いた麦わらの列を今度は、ロールベーラーと呼ばれる機械で、丸めて集めていきます。ただ丸め圧縮しただけでは、バラバラになりかねませんので、トワインと呼ばれるプラスチックでできた網とか紐状のものを外周に縛りつけて完成です。
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全長、1.6mにもなります。ものすごいコンパクトに圧縮されているんです。
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畑のあちこちにゴロゴロと横たわった、ロールを最後はトラックに積み込み作業です。2本の鋭いホークのついたタイヤショベルとかトラクターを利用して積み込み、各酪農家さんまで運ばれます。
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この時期、小麦の収穫が終わると牛やさんが同時に忙しくなります。搾乳の間の限られた時間を使ってフル回転で麦ロールをつくり、集めます。

ことろで、麦ロールどうするの?ということですが次回のお話です。


畑のロールケーキ エピソード1.5

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”うんとこっしょ!、どっこいしょ!”チビたちはコロポックルになったかのように、ケーキを回そうと力だめし。オリンピックもはじまったし、頑張れニッポン!

家の前のキタノカオリの麦わらも、牛やさんに巻かれ巨大なロールケーキに変身。ちょっと朝晩はひんやり、すがすがしい風を受けてます。

巻かれたロールは迅速に牛やさんの施設にて、保管されます。屋根のある方はそのまま、外に置いとく方はラッピングといってビニールを外周にぐるぐる巻きにして外に保存します。乾燥麦稈は火災の原因にもなることがあります。水分状態やちょっとしたことで、くすぶり火災を起こすそうです。

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麦はしまった状態ですが、やっぱり柔らかく、良い気持ち。高みの見物でうれしいかと思いきや、下の息子は”ごわい~、たかい~!!”と喜ぶ余裕はないようです。

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プロフィール


前田 茂雄(まえだ しげお)

【プロフィール】
1974年 北海道・本別町生まれ。
東京農業大学 卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて米国の大規模農業経営や流通を学ぶ。
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として本別町で就農。
103ヘクタールの耕作地で、小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜を生産。

三児のパパ。
趣味:テニス、映画鑑賞、旅行。
(写真提供:日本農業新聞)

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