レモンクリームのタルト
料理家 by 那須井 綾子
08月03日 UP
レモンとバターの香りを閉じ込めた薫り高いタルト
まるごとレモンと発酵バターを使った濃厚なタルトです。見た目はシンプルですがお味は格別です!
調理時間 90分
直径20㎝のタルト型1台分
| <パートブリゼ> | |
|---|---|
| 薄力粉 | 150g |
| バター | 75g |
| グラニュー糖 | 5g |
| 塩 | 3g |
| 全卵 | 30g |
| 水 | 約15cc |
| <レモンクリーム> | |
| 全卵 | 100g |
| グラニュー糖 | 130g |
| 溶かしバター(無塩発酵) | 70g |
| レモン汁 | 大きめのレモン1個分 |
| レモンの皮のすりおろし(あれば国産無農薬) | 大きめのレモン1個分 |
| バニラエッセンス | 3滴程度 |

パートブリゼ(タルト生地)を作る。すべての材料を計量する。バターは1㎝角に切り、冷凍庫で冷やしておく。

1. 薄力粉・塩・グラニュー糖・1㎝の角切りにしたバターをフードプロセッサーに入れてスイッチを入れる。全体が砂のようにさらさらした状態になりバターが見えなくなったらまわすのを止める。

2. 全卵・水をいれて再びスイッチを入れる。生地がひとかたまりになったら取出して形を整え、ラップをかけて冷蔵庫で最低1時間以上寝かす。

3. 生地を冷蔵庫から出し程よい硬さになっていたら、麺棒でのしタルト型に敷き詰める。はみ出した生地は型の高さで切り取る。ピケ(フォーク等で生地に穴をあけること)はしない。

3の底に丸く切ったオーブンシートをしいて重しを敷き詰めて170のオーブンで15分焼く。重しを取り除き卵黄をといたもの(分量外)を内側に塗り170℃で5分焼く。重しがない場合は空焼きをしなくてよい。Ⓐ

レモンクリームを作る。ボールに全卵を入れてほぐし、グラニュー糖を加えてもったりするまでよく混ぜ合わせる。

⑧に60度に熱した溶かしバターを3回に分けて混ぜ合わせ、レモン汁・レモンの皮のすりおろし・バニラエッセンスを一緒に加えるてよく混ぜる。Ⓑ

ⒶにⒷを流し込み、170度に予熱したオーブンで20~25分焼く。温度・時間はオーブンによって加減する。
- 生地に穴があかないように注意しましょう。濃度の低いのでレモンクリームが流れ出てしまいます。
- 焼きあがりは目視で確認しましょう。表面がうっすら白くなってきたら焼きあがりです。
- レモンは無農薬のものを使いましょう。国産のものは香りもよく安心です。
- 粉糖をふったり、フルーツを添えると見た目もきれいに仕上がります。
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