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2008年7月 アーカイブ

2008年7月 1日

アイスクリーマーに夢中☆

今日から7月!

いよいよ夏!!

そして、アイスの季節ですね~☆

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このブログでも何回か書いていますが、

アイス好きです。


ハーゲンダッツのカップアイスも北海道で食べるプレミアムなソフトクリームも!

街中のジェラート屋さんのアイスも大好き。。。


とはいえ、あんまり食べすぎると何なので・・
(意外にカロリー高いし、甘いし、体冷やすし・・・)
一応、一週間に○個まで、、、とか欲張らないように気をつけているのですが・・。


そんな私の自制心ストッパーを外して
アイスまっしぐら!にしているのが、

アイスクリーマー

この夏、ハーゲンダッツが値上がりしたのをきっかけに(というのはうそですが)
こちらのアイスクリームメーカーを購入・・。


自宅で気軽にアイスが作れる・・
さらにできたてのジェラートっぽいゆるさのアイスがおいしい!
かつ、自分でバリエーションも甘味もコントロールできる!!

という魅力にはまってます。


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これはカボチャメープルシロップ豆乳アイス。


一番上の写真、

紫色のアイスは、ブルーベリーヨーグルトアイスです。


ネーミングからもわかるとおり、
一応、カロリーに気を使って
ヘルシーなアイスに仕上げています(^^;


夏に向けて、どんなアイスを作ろうか・・・

アイスレシピに悩み中です!

2008年7月 6日

アイスクリームの本

アイスクリーマーを買ったという話をブログで書いた直後に

パートナーの福田淳子さんが、「アイスクリームの本」なるレシピ本を出版されました~。

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ぱちぱちー!!

#当然ながら、私がアイスクリーマー買ったからではないですが・・(笑)



バニラアイスだけでも11種類

そしてフルーツを使ったアイスやソルベから

和のアイスやリキュールを使ったアイスやグラニテまで・・。

全部でなんと72レシピ!!!



アイス魂?に火がつくレシピ集です~。


今の私のアイスクリームフィーバーにさらに拍車がかかりそうな予感・・。



この夏は、このレシピでかなりのアイスを作りそうで怖いです。。。。

2008年7月 7日

香取さんのキッチン

本日アップされたキッチンインタビューは、インド・スパイス料理研究家の香取薫さんにお話をお伺いしています。

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香取さんのお料理教室、「キッチンスタジオペイズリー」にお邪魔してきました。


教室には、このようにさまざまな種類のスパイスやお道具などが並んでいました~

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お道具などはぱっと見、何の用途で使われるのかまったく想像がつかないものも多々あります。。

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そして教室内には、いろいろなスパイスが混ざり合った複雑な香りが漂っています。

それが鼻腔をくすぐる、なんともいい香り。

体全体が元気になるようです。


インド料理は難しそう・・という先入観があり

実際に自分で作ろう、と思うことはなかったのですが

アグレッシブで力強い香取さんのお話を伺っていると

香取さんにとって情熱を傾ける対象であるインド料理の世界が

とてもおもしろく、そしてそんなに気難しい相手でもないような気がして

一気に興味をひかれました。


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(この日、スタッフのみなさんとともにごちそうになった“まかない”写真)


香取さんのお話の中でも特に興味深かったのが、

地球温暖化の影響で、年々日本の夏が暑くなり、気候が亜熱帯化しているので

インドのスパイス使いが参考になる、ということ。

インドでは、その暑さを体内に入れるスパイスで調整しているそう…。


気温を戻すことはできないので、ならば自分の体をこの暑さにならし

暑さに耐える体を作っていかないといけない。

インド料理のスパイス使いから学ぶことは多そうです。


そんな話をお伺いしたら、一気にインド料理に関心が出てきて

スパイスを日本の土地に根づかせることが目標だという香取さんに分けていただいたガラムマサラを普段の料理にも取り入れたり、新しくスパイスを買いそろえて、

香取さんのレシピを簡単なところから試してみたり・・


このインタビューをきっかけに

ちょっぴりインド料理やスパイスの世界を身近に感じつつある今日この頃です。


2008年7月 9日

うちのハーブ

マンションの狭いベランダで、いくつかハーブを育てています。

・ローズマリー
・イタリアンパセリ
・バジル
・ミント

は毎年の定番。


今年は新たに、苗売りの

・タイム
・コモンセージ

を買って育てているのですが、最近新たに仲間に加わったのが。。。

・ディル
・コリアンダー

です!


今までコリアンダー嫌いだったのに、まさか自分で植えるとは・・。。。^^;

このふたつは苗売りがなかなか見つからなかったので、種から植えました。



種を蒔いて1週間近く・・。

毎日見ていてもなかなか芽が出ず、これって失敗?!って思っていたのですが
週末3日間家を空けていたすきに芽が出たらしく、
小さな新芽が帰りを迎えてくれました~


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こちらは日に日にちょっとずつ大きくなっているディル。

元気にすくすく伸びています!


もう少し大きくなったら間引きして植えかえしなきゃ、、と思っています。


毎日ハーブたちの成長見るのが楽しみです♪

そして、早く食べられるようにならないかなー・・・^^

2008年7月10日

鹿児島の“味”体感ツアー(1) 酒ずし体験

先週末、鹿児島の魅力ある食べ物や焼酎などに出会い、体感するツアーに参加してきました。

お仕事の一貫で、今回はパートナーの宮川さん宮川さんの教室の生徒さんたち、そして一般から募集された女性ブロガー2名さんが一緒でした。

ーーーーーー

宮川さんには、東京に帰ってから鹿児島の食材を使ったレシピ考案いただくことになってます。
レシピはフードソムリエ内でもアップするのでお楽しみに~

ーーーーーー

まず、到着後一発目の食体験は、こちらの酒ずし!です。

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「酒ずし」とは、鹿児島に伝わる郷土寿司で、お伺いした東酒造さんのホームページから説明を抜粋させていただくと・・・


薩摩「酒ずし」は、鹿児島で醸造される生酒(火入れされていない灰持酒、通称地酒と呼ばれています。)をふんだんに使った具たくさんの寿司の様で、且つ押寿司の様な独特のご飯料理です。特に春先に作られていましたが、最近では季節ごとの食材をうまく組み合わせて作られています。
コツは、自然醸造で火入れされていない灰持酒(地酒)を用いることと、最後の押し加減です。


全国でも、お酢を一切使わず、お酒(地酒)でしめる鹿児島の「酒ずし」は非常に珍しいんだそう・・。


そもそも、これに使うお酒=灰持酒(あくもちざけ)に初対面。

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日本酒と同じ作り方でありながら、加熱しないため酵素が生きているんだそう。

もちろんこのまま飲んでおいしいのですが(鹿児島では祝い酒として使われているんだそう)、アミノ酸が豊富で、みりんとお酒のいいところを兼ね備える特性により、家庭での調味料としても使われているそうです。



このとき特別に、市販されていない20年物の「高砂の峰」をちょこっといただいたのですが

これが深い味わいまるで貴腐ワインのような味。
そして、熟成されたマデラ酒のようなふくよかないい香りです。

酸味がない分、20年物のバルサミコよりおいしいかも!?という声も聞かれました・・。

20年経っていても、酵素が生きているのがすごい!

とってもおいしくって、
私もこれが売っていたら買いたいですー☆




で、話がそれましたが、酒ずしですね。

ただの日本酒じゃない酵素が生きている灰持酒を使うことで、
ごはんや具材も発酵熟成されるというこのお寿司。


今回作っていただいたのは、この大きな樽に入った酒ずし。

20人分ということで、ごはん9合に対してお酒7合も入っているそう!

前日から、こんな風に重石をのせること12時間。

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開けてみると、きれいな色のお寿司が出てきます~

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中はタイやエビ、イカ、かまぼこなどの海の幸と

山菜や木の芽、シイタケなど山の幸がごはんと順に重なって4層にまでなっています。


取り分けるのも大変。。。

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ちょっと甘めのお寿司は、ご飯よりも具のほうが多いくらいの具だくさん。

本来ならば春のお寿司ということで、東酒造の方には、

「春に味わっていただきたかった・・!」

と、おっしゃっていただいたのですが、初めて食べた私にはとてもおいしく

貴重な酒ずし体験をさせていただきました。ありがとうございました!!!


ーーーーーーーーーーーーーーー

このように地方地方には、気候や地域の特産を使った伝統的な郷土料理があり

脈々と家庭で語り継がれ、受け継がれているのがすばらしいなー、、と。


またこんなに流通が発達し、情報がインターネットで瞬時に手に入る時代でも

知らない調味料もたくさんあります。


こんな風に、それを使った地方のお料理とその背景やいわれを土地の人から直接教えてもらえる機会というのは、とっても貴重で、そしてかけがえのないことだなー、と思ったのでした。


ーーーーーーー

お土産にいただいた黒酒(灰持酒の一種)は、

早速、野菜蒸し炒めにするのに振りかけたり、炒め物に混ぜたりして使っていますが

野菜のうまみを引き出す天才!の万能調味料です。


私のキッチンの必需品になりそう。。。。リピート間違いないです!

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2008年7月11日

実家から届いた野菜

福井の実家から段ボールにいっぱいの野菜が届きました!

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写真に写っているトマト、インゲン、なす、ピーマンは一部で

これ以外に巨大きゅうり!にズッキーニ、大葉、玉ねぎ、紫玉ねぎ、じゃがいもなどがたーっぷり入ってました!

全部自家製。


母親が家庭菜園?の畑で作っている野菜たちです。


無農薬で母の愛情を受けて育った新鮮野菜たち。


お料理をする前に思わずトマトをガブリ。

小さい頃から毎年夏にもぎたてを毎日のように食べていた、懐かしいトマトの味がします。


特別甘くもなく、昔から舌になじんでいる、シンプルな田舎の素朴なトマトの味。


これが私にとってはスペシャルなごちそうです♪



この日は、夏野菜の定番、ラタトュユを作りました。

トマトにズッキーニ、茄子にパプリカ、玉ねぎ。

入れた具はすべて、福井の実家産。


おうちでとれた新鮮野菜だけでお料理が作れることの喜びを感じつつ

おいしくいただきました!

2008年7月14日

鹿児島の“味”体感ツアー(2) 薩摩酒造

東酒造の次に向かったのは、薩摩半島の先端、枕崎に位置する薩摩酒造の蒸留所「明治蔵」です。


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こちらの明治蔵では手作り焼酎の製造過程を見学することができます。

ふだんは撮影禁止ですが、特別に写真を撮ることを許可いただいたので、
写真とともにちらっとご紹介しますね~



焼酎になる芋を選別する機械
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焼酎になるさつま芋の種類もいろいろ。。。

知らない品種のさつまいもがたくさんあってびっくり・・!


発酵させる壺
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冒頭の写真と同じ大きさだそうなのですが、
どう見ても入口で迎えてくれる壺の方が大きく見えます!


蒸留させる装置
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そして見学の後は、恒例の試飲コーナー
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こちらでは、明治蔵で作っている手作り焼酎。

それぞれ、「コガネセンガン」「ベニアズマ」「ベニハヤト」「ムラサキイモ」・・などさつま芋の種類が違うんですよー。


飲み比べてみると微妙に味が違うからおもしろいです。


ちなみに私は、こちらで「明治蔵 造りたて 一壺酒」という焼酎を買いました。

日頃家で焼酎を飲むことはほとんどないので、
考えてみたら自分で焼酎を購入するのも初めてです・・。


昔ながらのかめ壺で丁寧に仕込んだ手作り焼酎を、蒸留後約一ヶ月で瓶詰めしている、できたて焼酎。一か月限定300本で、こちらにしか売っていない焼酎だそうなのですが

試飲してみたら、フルーティで香りがよく、そして味わい深い焼酎で
いろいろ飲んだ中でも今までにない味わいに惹かれて購入してしまいました・・。

毎月芋の種類を変えて作っているというこちらの焼酎。
私が買ったのは、安納芋使用でした!


明治蔵見学の後は、焼酎についての話を聞き、

黒じょかにて焼酎をいただきつつ、

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鹿児島の名産をいただきます~♪

きびなごのから揚げ
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これならお家でも出来そう・・!と評判がよかった塩らっきょうのおかか和え
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珍しい高尻貝
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・・などなど。


地元の焼酎には、地元の食材を使って作ったお料理がよく合います。


薩摩酒造の方々に、焼酎のことや鹿児島の名産品やお料理について話を伺ったりして。。。

最後は、お土産にいただいた「さつま白波」のオリジナルTシャツと前掛けをつけて写真を撮りました~

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薩摩酒造のみなさん、どうもありがとうございました!!

2008年7月15日

鹿児島の“味”体感ツアー(3) 鹿児島大学~山下黒豚農場

2日目は、朝から鹿児島大学にてかごしまルネッサンスアカデミーという

鹿児島県の醸造や発酵を中心とする食文化の創造と食産業の発展に寄与し、地域の再生に資する人材を育成するための講座に参加してきました。

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地元の受講者の方たちに交じって、講座を拝聴し

事業内容のステップに従って「焼酎をシーン売りしていく」ためのアイディア出しのグループワークに参加。

地元以外の人、という立場で外から見た鹿児島の印象を話しました。


発表の場面では、

急きょ、「各グループ代表としてツアー参加者の人に発表してもらいましょう!」と先生に指され驚きましたが、地元の人とディスカッションして、鹿児島の人にとっての焼酎があるシーン、どんな食べ物の合うか、鹿児島の隠れ名物などをお伺いすることができたのは、貴重な経験でした!

私にとって、こうして食について語り、考える時間はとても楽しいひとときです♪


大学のあとは、桜島フェリーに乗って

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ちょっと雲がかかった桜島を見ながら・・

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大隅半島へ。



1時間くらいバスで走って、串良町というところにある

田舎のレストラン(黒豚工房茂翔)へ。


レストランと言っても、ほんと農場の隣に建てられた山下黒豚農場の敷地内にあるプレハブの建物なのですが・・
(中はこんな感じ)

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ここで食べられる黒豚のしゃぶしゃぶがもう絶品!!!なのです~


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このピンク色の美しいお肉を見ていただいたらわかるかと思いますが、、、


こちらの鹿児島黒豚は、一般の黒豚とは育てる期間もエサも異なり

通常の「かごしま黒豚」が10~20%のサツマイモが入った飼料を出荷前に60日以上与えるのに対し、なんと65%のサツマイモ入り飼料を出荷前に6か月以上与え、12か月という長期間育てている
んだそうです。。



宮川先生はしゃぶしゃぶする前に脂部分を手で触って・・

「見てこの黒豚!脂が指の温度で融ける。
 これは融点が低いからおいしいわよー!」

とコメント。


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しゃぶしゃぶにしても、ほとんど灰汁も出ないこの黒豚。。。

豚肉のおいしさって脂のおいしさなんだなーと改めて感じます。
脂とお肉のうまみがいい具合に口の中でとけあって、本当においしい!!!


ロース肉とバラ肉があったのですが、私はバラ肉が好きでしたね~。

たれにつけるのももったいなく、塩をいただいて食べてみたり。。。

いつもはそんなに食べないお肉を欲張っておなかいっぱい食べてしまいました・・。
(ちなみに食べ過ぎてもそのあと全くもたれませんでした・・!)



食べた後は、通常は外部の人は完全立ち入り禁止の豚舎を特別にご案内いただきました。

農場では心臓部といわれる、お産をする場所で
かわいい子豚が元気にお母さん豚のお乳を吸うところなどを見学させてもらいました。

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こちらは宮川先生に抱かれる黒豚の赤ちゃん。


ほかの人が抱っこしても、ぴーぴーぎゃーぎゃー言って暴れていたのですが


宮川さんが抱っこするとぴたり。


こんなかわいらしい笑顔?まで見せてくれました。


「大丈夫だよ~、怖くないからねー」と言って黒豚をなでる宮川さんに
赤ちゃんも安心してリラックスできたんでしょうね・・・。


ところで、

黒豚のお母さんは大体何頭くらい赤ちゃんを産むかご存知ですか?

驚いたのが、1年間に2回、一回のお産につき7,8頭を産むんだそう。

そしてそれをおよそ11,2年繰り返すというからびっくりです!


一生のうちに150頭くらい産むってことですよー。母強し、えらし!



お母さん豚が頑張って生んだ豚たちを、丁寧に大切に育て


そして私たちの口に入るんだなー、、、と


生産の現場を見ると、あたり前のことですが

生産者さんにそして生命に感謝すると同時に、


今回はいろんな食をめぐる事情についても考える機会をもらったのでした。


(つづく)

2008年7月16日

当たりました!

オーダーしていないのに、アスクルから荷物が届く。

カタログかなー?なんて言いながらダンボールを開けると・・・


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お掃除セットが出てきました。

ゴミ袋 3パック
クイックルワイパーハンディ
詰め替えポンプ
エコベール
ゴミ収集袋
オフィスのお掃除(除菌)


なんと、アスクルのキャンペーンに応募していたのが当選!


ほかにも、お夜食セット、カフェブレイクセット、文房具セットなどもあったのですが

現実的に掃除セットをセレクトしていたのでした・・!


「プレゼント当選なんてうれしー!」と喜んでいたら、

「これで運使い果たす、なんてことがないようにしてくださいよ~」とスタッフCさん。


ただいま東京オフィスに出張に来ている貴さんには、

「えーおやつじゃないの~? おやつ食べたい気分だったのにぃ・・」と言われてしまいました。。。

2008年7月17日

鹿児島の“味”体感ツアー(4) 牛と蛤 

豚の次は、牛です!

種雄牛の全国大会などで、続々と好成績を収めている上別府種畜場にうかがいました。

これは生まれてから1か月くらいの子牛ちゃん。
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そして、チャンピオン牛。

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牛というのは、完全に血統を見ているそうで、

雄牛と雌牛のかけあわせで、どれだけおいしいお肉の牛ができるかを管理しているんだそうです。
初めて知りました!


血統がよく、優秀な牛の精子は冷凍保存されたりして、
家宝のように大切にされるそうです。


そんなにおいしいお肉だったらぜひ食べてみたい!と思い

「こちらの牛肉はどこで買えるんですか・・?」という質問をしましたが

残念ながらネット販売など直売はやっていないそう。


流通を通さないと、全部は売りさばけないだからだそうです。

確かに人気がある部位とそうでない部位が出て
余ったりしても処理できないですもんね・・。。

#でも、トレーサビリティの導入で、どこにいっているかは分かるそうです!

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この原油高の影響で、光熱費や飼料代がかかって
牛を肥育して出荷しても赤字だそう・・・。


そのほかにもいろいろ、生産する側の悩みや現状の問題などをお伺いしていたら

日本がいま直面している食糧自給率の問題や食品偽装など

生産から食全体の現場までに考えがおよび

自分にできることはなんだろう?などといろいろ考えたのでした。


まずは、情報をちゃんと知ることが大切、という結論に至ったのですが・・・。


そしてもうひとつ食を考えるきっかけになった蛤養殖所。

「シーアグジャパン」さんです。

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原産は、中国ですが、輸入した蛤を2~4か月間、

自然界と同じ濃塩度の海水の中で養殖しています。

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地下から海水をくみ上げ、濃い塩と薄い塩の海水を混ぜ合わせて

蛤に適した濃塩度に保っているというからすごい技術ですよねー。


この海水の中で育てると、砂も入らないので、砂抜きの必要がないそうです。

また、検品の際にはひとつずつ手で殻を叩きあわせて、その音で中身を確認するのだそうですが、それでもわからない、砂しか入っていない「バクダン」を発見する装置がこちら。

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ベルトコンベアに乗せて、一個一個チェックしていくそうです。


こんなにちゃんと品質管理を行って、丁寧に出荷しても売られるときは「中国産」という表示を明記するそうですが、逆に中国から輸入して2,3日こっちの水につけただけでも同じ「中国産」。

産地表示の偽装が取りざたされていますが
真面目にちゃんと養殖していても、
スーパーに卸したときには、産地と価格のみで判断されるというのもなー、、なんて。


何がいい何が悪いじゃないですけれど
やっぱりこういうことをちゃんと知っておくということから始めないと・・と思いました。


見学の最後は、焼き蛤をごちそうになりました!

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蛤のお汁がじゅわーっと出た焼き蛤、かなりおいしかったです!!

2008年7月18日

鹿児島の“味”体感ツアー(5) 道の駅~仙巌園

指宿に泊まった翌日は、朝から指宿道の駅で新鮮野菜をチェック!

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個人的には、道の駅大好き!
産直野菜売り場大大好き!!なのです~♪

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こういうところに行くと、テンション高くなります(笑)


東京でも買えるとは思うのですが、鮮度と安さに惹かれて
持って帰るの重いよなー、、、と悩むものの、結局はついつい買ってしまいます。


宮川さんはじめとして、みんなが買っていたジャンボにんにく!

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もちろん私も買いました!


あとは、、、2個1500円のマンゴーにパッションフルーツ
大サイズのしいたけ、みょうが、20本入り100円の新鮮オクラ・・などなど

案の定バスに戻ったら「たくさん買いましたねー!」と言われてしまいました。。。

指宿から最後に向かったのは、仙巌園


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桜島を築山に錦江湾を池にみたてた雄大な借景をもつ仙巌園は、万治元年(1658)、19代島津光久がこの地に別邸を構えたのを始まりとします。園内には永い歴史を物語る史跡が数多く残されております。


ということで、桜島がきれいに見えますねー!
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今、NHKの大河ドラマ「篤姫」が熱いですよねー。周りで結構はまってみている人を何人も知ってます。。。


ガイドの方に案内いただいたのですが、
ドラマでも使われた場所が・・
という説明があちこちにあっておもしろかったです!


見ていたらもっと楽しめたんだろうなー、、と思うこちらの階段も何回もドラマの舞台に使われたそうですよー!

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わかります??


でも、篤姫を見ていなくても、
ガイドの方の魅力的な語り口で十分歴史的な背景や流れが理解できたと同時に
もっと薩摩藩のことや幕末のことを調べてみようかな?と思うくらい興味をひかれました。


この日は、前日に梅雨明けしたこともあり最高気温35度!

炎天下の中、丁寧にご説明いただいたチャーミングなガイドさんに感謝です♪


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2008年7月23日

届きました!

今朝、出勤の準備をしていると、「ピンポーン」のチャイムとともに宅配便が届きました。

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届いたのは、ハリー・ポッターの最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』


何かのついでに楽天ブックスで予約注文していたのが
ちゃんと発売日当日に到着!


熱心なハリポタファン!というわけではないのですが
これまで全巻読んでいるので、当然最終結末はとっても気になります・・・。

(でも毎回、1年前に読んだ前の巻の内容忘れて、これ誰だっけ?何でこんな風になってるんだっけ・・?とわからなくなってるところが多くて、読むのに苦労します。)


今晩から読み出すか、週末一気に時間をとって読むか

没頭するだろう本を目の前に、うれしい悩み中です♪

2008年7月28日

お料理教室「厨房で逢いましょう」

きのうの日曜日、パートナー・寺脇加恵さんが主宰するお料理教室「厨房で逢いましょう」に参加してきました。


こちらのクラスは、毎回そのジャンルで有名なシェフを招いて、ahillの山下シェフとともにお料理レッスンしていただく、というシェフのコラボ教室クラスです。


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今回は、日本一予約が取れないといわれる「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の総料理長・成田シェフを招いて。


鼻歌を歌いながら料理をするのがモットーという山下シェフのお人柄か

この二人の掛け合いがとてもおもしろく、料理の説明とともにトークで楽しませてもらいました!

盛り付けしている成田シェフ↓

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この日レッスンで習ったメニューは、こちらです。

・カポナータ ahill style 冷たいトマトのジュレとソルベとともに

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煮ないで、炒めて冷やし、ジュレとソルベをのせる、変わりカポナータ。
このジュレはトマトの水分を冷やし固めたもの。

一つずつは、そんなに難しいことはないのですが
こうして別々のお料理をあわせることで、
レストランレベルのおもてなし仕様になるんですねー・・。

これならお家でもできそう・・!


・ラベットラのスペシャリテ「ウニのパスタ」

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山下シェフじゃないですけれど、

ウニのパスタ、ってずっとウニクリームソースだと思っていたのですが

なんとびっくり、ソースにはウニほとんど入っていないんですよねー。。

それでウニ色もしているし、ウニの味だと思わせる技。。。

すごーい!



でもこれもレシピいただいたから、おうちでできそうですっ!



・鶏腿肉のカチャトーラ/マッシュポテト添え

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トマト煮ではなく、さっぱりと赤ワインビネガーで煮込んださわやかな味。

こういうさっぱりと酸味がきいた煮込みだったら

暑い夏でももりもりいけますねー。

  

・カダイフのミルフィーユ

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こちらは寺脇さんが作るデザート。

中のソースが何が入ってるの~?といういろんな味わいがする深いソース。

プルーンやイチジクやベリーなどを赤ワインで煮込んで、

黒ゴマのパイを崩したものとあえたソースなんだとか・・。

ちょっぴりアニスの風味がする大人のデザートは、いっさいお砂糖を使っていないそうで、ヘルシーでもあります!


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この「厨房で逢いましょう」は、シェフが教えてくれる料理教室ながらも

堅苦しい雰囲気はまったくなく、むしろカジュアルで気軽な感じ。

普段は聞けないプライベートトークや裏話を聞けるのも楽しかったです!

ホント、山下シェフとの掛け合いおもしろすぎです・・・。


またメニューも、これならおうちでもできそう!レベルで、

簡単なコツなども教えてもらえるので

とても楽しく、学ぶことができました~。


次回はどんな有名シェフが登場するのか・・楽しみですね~!

2008年7月29日

暑中お見舞い申し上げます

猛暑が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしですか・・?

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(↑ こちらは、東京よりも一足早く梅雨明けした7月6日の鹿児島の空を撮った写真)


毎日こう暑いと、食欲もなくなり、体力が落ち、やる気がなくなってくる・・なーんてことはないですか?(これが夏バテですね。。)

暑くても何でも、食事は大切です!

そうめんとか冷たい麺だけでなく、栄養やスタミナ付ける食事してくださいね~


今公開中の旬レシピは、

「土用の丑の日!「う」のつく食材」

です!


今年の夏は、土用の丑の日が2回あるそうです。

土用二の丑が、8月5日。


丑の日には、「う」がつく食べ物を食べると、夏負けしないとの昔からの言い伝えだそう。

うなぎでなくとも、梅干しでも、瓜でも牛でもウニでもうどんでもいいわけで、
そのラインナップを見ていると、
なんだか夏バテしなさそうなスタミナ食材だったり
暑い夏でも食べられそうなさっぱり食べ物だったり
理にかなっているよなー、、と思うのです。


ちなみに私自身は、夏バテもしないで毎日元気ですが
元気の秘訣は夏野菜をたくさん食べて、
あとはお家ではエアコンをかけない生活をしてることかなー。
(エアコンなしでもよく眠れています)


よく食べ、よく働き(!)、よく汗をかいて、よく寝る。

これが夏の健康法です!


みなさんも、夏バテしないように

こちらのレシピをチェックして、「う」のつく食材を食べてくださいね☆

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プロフィール


大久保 郁織(かおり)
「フードソムリエ」スタッフ@東京

東京在住。おうちごはん、外ごはんを問わず、食べることと居心地のいい空間が好き♪
お休みの日は、近所のスーパーをはしごするのが楽しみです。

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