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急遽!! 猪ジビエ?

この三連休は、私の育った場所、越前市今立地区「和紙の里通り」でのイベント
「和ッショイ今立 in和紙の里」のお手伝いでした。

そこで出された「しし鍋」

が、どうもお肉が余りそうだ・・・・・という事になり
もったいないので何かに出来ないか?

その白羽の矢が → 私 ← に刺さり

急遽、猪肉(赤身)で、ジビエ【野生鳥獣肉】料理
CIMG7032.JPG
インドネシア バダン料理のひとつルンダンに・・・
(本来は沢山の沢山のスパイスで煮込む、牛の料理)
 ↑ 左奥に見えるのは、しし鍋

野生の肉は、その扱いを間違えると、とんでもなく、本当にとんでもなくケモノの匂いがする。
何をどうしても、ケモノ臭。

でも
この猪肉は、本当に良いお肉でした。

環境の良い山を駆け回り、確かなハンターさんに射止められ
その後の処理も、確かな方が携わったと思われる赤身のお肉。

こんなお肉を口にすると、飼育肉との力の違いを感じずにはいられない・・・。

CIMG7037.JPG

即興の猪ジビエ、エスニックランチ
赤字覚悟の五百円也・・・お陰様で大好評!!
CIMG7036.JPG
お支払いは、千円で千百円のお買い物・・・
お祭り期間中の通貨【ガバチョ券】でね。

この【ガバチョ券】

CIMG7039.JPG
なんと!!お札の古里らしく透かし入りです。

こんな贅沢が、あっさり出来ていまうのも産地ならでは!!


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私の住む地域には、未だ残る伝統産業がいくつかある。

越前和紙、越前漆器、越前打ち刃物、越前焼・・・・・・

そのどれもが、目立たない県 福井だったからこそ残っている事柄

今はまだかろうじて、その手業が残っているけれど・・
この先は、どうなんだろう・・

野の花工房は、その手業が後の世代にも受け継がれるよう
”食”を通してそのお手伝いが出来たら・・・
そう思っています。
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コメント (2)

ななえ:

我が家のすぐ隣の道を イノシシ親子がよく突っ走っております♪

あ、ちゃんと舗装されてますよ。獣道ではございません(笑)

私も 食べたかったな~(^_-)-☆

ななえ様へ提案・・・・

その獣道ではない、舗装された道に、左右網をかけて捕獲し
解体し、赤身の肉塊を持って来て下されば、
喜んでお料理致しましょう。^^v

脂の乗ったバラ肉は、しし汁、スペアリブは焼肉がお薦めです。
しし一頭と畑の野菜で、ななえ家一週間は食費要らずだと思われます。(笑)

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プロフィール

石窯料理研究家、
日々の料理家 佐々木 京美

自宅隣に設けた、手作り石窯のある「野の花工房」を主宰。
自然と食材に恵まれた福井で、日々日常の料理を愉しむ。

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by 野の花(11月29日)

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by ななえ(11月29日)

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