島根県・邑南町に教えてもらったこと
■3月14日に実施されるイベント(私も参加します!)
お仕事で、よく「島根県邑南町」に伺っています。
中山間地区の小さな町の行政のみなさんや、素晴らしい町民のみなさんと出会うことで
この3年間、教えてもらった大切なことがたくさんあることに深く気付かされます。
少し情緒的ですが、私が今、感じていることを書き留めます。
■地方と行政
これまで、日本国中の地方はどこも「なんとなくやって」くることができました。
しかし、バブル崩壊後の20年間、
大都市が景気の「良い悪い」を繰り返し、軽いバブルを興じている頃も
その影響は地方都市には及んでいませんでした。
昔あった「東京の景気が良くなると、数年遅れて地方も良くなる」という
図式は、既に崩壊しています。
地方行政マンは、すでにそのことに気いており、
「成長しない時代。
これまでのように、待っていればいつか何かがひらけるという時代は終わった」
ということを、一生懸命町民に訴えてきました。
そして、そのおかげで、邑南町では、多くの町民が「危機感」をしっかりと持っています。
更にこの「危機感」が、彼らの「意欲」につながっています。
これは、町が、町民に積極的に働きかけをして「意識」を変えてきたおかげであって、
そこには、助成金が上手に使われています。