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2008年8月 アーカイブ

2008年8月 1日

1周年を迎えました

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*ビーツの双葉です。


フードソムリエは、本日で1周年を迎えました。
ここまで支えてくださったみなさまのおかげと、心から感謝申し上げます。


まずはいつもフードソムリエをご愛顧いただいている皆さま、
料理家の先生、いつも素敵な生産者のみなさま、愛すべきスタッフ。

そして、色々な側面からサイトを支えてくださっている全てのみなさまに
感謝の気持ちでイッパイです。


土を準備し、タネを蒔き、
力強く芽を出し、開いたこの双葉。

今年も1年間、
みな様とご一緒に、
常に前を見続けながら、成長していかれますよう頑張ってまいります。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

2008年8月10日

夏のお楽しみ

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夏の楽しみの一つ・・・が
フレッシュハーブティ。

たくさんいただいたミントの葉にお湯を注いで・・・
しばし置いたら、いただきま~~す。


香りは、ドライのほうが高いのでしょうが、
フレッシュにはその時だけの「旬」があります。


今宵もゆるゆる、本を片手に楽しみます。

2008年8月13日

アイコ&シシリアンルージュ

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上の段はアイコ、下の段はシシリアンルージュ


富良野・岩永農場から届いたトマト。
プリンプリンで、鮮度の良さ、品質の高さがうかがい知れる品。

ためしにかじってみた。
皮にハリがあって、中の実に弾力がある。

うわぁ~、香りがスゴイ。そして甘み、酸味とバランスよく。

似た形なので、
間違えやすいのですが、

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左がアイコ、右がシシリアンルージュ。

アイコは、糖度が高く甘味が強いタイプ。
このトマトは最近とみに人気で、多くの農家さんが作っているけれど、
岩永君の子は・・・おいしいなぁ。
撮影用にと、まだ完熟前のものをくれたといっていたのに
甘味、旨み、ジューシーさ。どれをとっても不足ない。
完熟したらどんな風になるんだろう、たのしみっ。

シシリアンルージュは酸味があって、甘みもそこそこ。
肉質がやわらかで、ソースにするとコクがでる。

だから、ついたキャッチフレーズは「生で食べるなんてもったいない」


まもなく販売開始予定。
でも、ほんのわずかのテスト販売なので、ごめんなさいね。

メルマガで告知させていただきます。


2008年8月15日

ヤングコーン♪

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朝、オフィスのドアノブに・・・。
かけてあった「ヤングコーン」

CROPSの堀田君から電話がきて、

「昨夜、市内のレストランに配達した帰りに、かけておきました~」って!!

こういうサプライズが何よりウレシイ。

ヤングコーンは、
とうもろこしの間引かれた子供。

こいつを食べなきゃ♪と思って、
まずは皮付きのままオーブンへ。
タケノコみたいな、ホックホクの味。
芯も全部食べられますよ。


そして、あとは皮をむいてピクルスに。
セロリや人参と一緒に、すももも一緒に放り込んでみた。

さて、おいしく出来上がるかな?

夏野菜が豊富で、幸せな今日この頃です。

2008年8月23日

私の愛する鮭

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大げさなタイトルですね♪

子供のころから「鮭」と言えば、生のオス鮭を焼いたものに、てんこもりの大根おろしをかけていただく。
それが私の中でのスタンダードでした。

弾力があって、うまみが強く、脂のりがほどよい鮭は、いつだって「大津産」。

高校を卒業し、東京に行った私は、
スーパーで買ってきた鮭を口に入れた瞬間、驚いてしまいました。

「え?これって・・・なんの魚??」

それくらい、イキや状態、脂があまりにも回りすぎているなど。
同じ鮭でもあまりの違いにびっくりしてしまいました。

以来、東京では、ほとんど鮭を食べることなく(手をつけることなく)、
北海道でだけ、自分の大好きな鮭を食べておりました。


そんな、大津産の生鮭が年に1度だけ、
食べられる時期が今年もまもなくやってきます。

9月に入ると状態も良い鮭が大量に戻ってくる・・・はずです。


この鮭をみなさんにも食べていただきたいと、
朝、港に車を走らせ、採れたての鮭を航空便で氷詰めにして翌日お届けで発送しています。

1本まるごとって・・・と思われるかもしれませんが、
余すところなくすべて召し上がっていただけます。

おひとつ、いかがですか?

■十勝・大津産 鮭生1本オス、メス
http://www.rakuten.co.jp/food-hokkaido/531814/556695/


2008年8月24日

夏休み

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今日から、夏休みをいただきます。
久しぶりの長期休暇、今回は「京都」に行ってまいります。

しばしPCから離れた生活をたのしみたいと思います。

戻ったらご報告しますね♪行ってきます~。

2008年8月31日

京都旅行記1~柊家旅館

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夏休みをいただき、京都に行ってまいりました。

今回は、日常との対極感を徹底的に楽しみたいと、
老舗旅館に泊まらせていただきました。

お伺いしたのは「京の宿 柊家さん」。
旅館好きの私は、お金を貯めて、たまの贅沢にお出かけすることを楽しみにしているのですが、
こちらのお宿は、今まで伺った中でも大変心に残るお宿となりました。

到着すると同時に、温かいお迎え。
老舗の旅館だからといって、敷居の高さを感じさせない気配りが随所にあります。

部屋に通していただき、まず最初に大女将がご挨拶にお越しくださいました。
86歳という年齢を後で聞いてびっくりしてしまったのですが、
お着物を召されたその姿は、かくしゃくとされ、凛として美しいのです。

簡単なごあいさつ程度かしら?と思っていたら、
女将はゆっくりとお話をしてくださり、
見どころや、雨どきの京都の楽しみ方などを教えてくださいました。

お部屋は隅から隅まで、行き届いており、磨きこまれた美しいお部屋。
坪庭も細部まで美しく、万に一つの不満もないお部屋でした。


特に驚いたのは、宿の男性のみなさまの立ち居振る舞いの美しさです。

女性がしなやかであることは言うまでもないのですが、
お風呂の準備を下さった男性の番頭さんなのでしょうか?

私たちが必要と思うときにスッとあらわれ、それまでは気配さえないのです。


家族風呂を出て、トイレに向かおうとすると、スッとスリッパが出てくる、
案内をしてくださる手の動きや目配りの素晴らしさ。

溜息がでるほどに、さりげなく、美しいのです。

最近の新しいお宿に行くと「サービスしています」というオーラを出して
いるスタッフがとても多い中、これこそが真の在り様と感激してしまいました。

お宿のことを深く理解し、
常に心掛け、行動することで能力はどこまでも高まるのだと思い感激いたしました。


お宿を出て散策に行った際にも、私たちの姿が見えなくなるまで、
スタッフ一同のみなさまが、重なることなく見守ってくださるその姿。

歴史の重さとそれを伝えてきた人々の固い意志を感じる、
本当に素晴らしいお宿でした。


◆和室の中にある、ソファーコーナー
 *座っているのは、母です

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◆小さな書斎コーナー、坪庭が見えます
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◆お部屋の生けこみ
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◆ヒノキでできたお風呂
  薫り高く、保温性がとても高くてびっくり

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◆バックライトから柊が映し出される床の間
  お軸には、「鷺」の絵が

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◆館内のあちらこちらに柊のモチーフ

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プロフィール


北村 貴(taka)
フードソムリエ代表


20年間の東京生活を経て、
2004年12月、真冬に
故郷・北海道十勝へ戻る。
よく食べ、よく遊び、よくしゃべる。
特技は四葉のクローバー探し

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